2016-12-23

入籍20周年

早いもので、オットと入籍届を提出してから20年が経ってしまった!!!!!

コドモがいないと、コドモとともに体験する数々のライフイベントがまるっきりないので、5年も10年も15年も20年もなんとなーーーーーーく過ぎてきたかんじ。


まあお互い小さな不満はあると思うけど、それを爆発させたり、捨てたり、忘れたりして、いまのところ、


離婚の危機か!?


というようなシチュエーションに陥ったこともないので、ありがたいことだ。



まあ、それは、


過度に一緒にいることもなく、


過度に期待も持たず、


お互いの行動に干渉せず、口も出さず


という距離感で過ごしているからだろうか???



他人から「そんなのを"愛"というのか!」?と、もし、言われたら、
何とも答えようがないけれど。

いろんな愛のカタチはあるはずだしね・・・。
我が家にはこれが一番平和なのだ。


"かすがい"として、うてながいるしね!






2016-12-20

ヨガスタジオ「路地裏Shanti+」PV(プロモーションビデオ)&ヨガビリーDVD製作進行中

今日は早朝からスタジオプロモーションビデオの撮影。
カメラマンSさんがカメラを回しているけど、仲間たちとマットを並べ、粛々と練習をする。
ひとたび練習が始まれば、たとえカメラが回っていても、ノーメイクなこととか、ウエアが乱れることとか、髪が乱れてることとか、そんなことはまったく気にならない・・・。


気の置けない仲間たちとのマイソール練習は、集中力が増すような気がする。
隣とのスペースを気にしなければいけないアサナに入っても、何気なく場所をずれてくれたり、なんていうんだろうなあ?以心伝心的な?すべてが自然な流れになっていくのが、本当に気持ちがいい。そして、真摯に自分と向き合う仲間たちひとりひとりの表情が、惚れ惚れするほど美しいと思う。


練習が終わったあとは、PVで使う小ネタ的?な画を撮るために、各自与えられた役割をこなし、カメラマンSさんの抜群のセンスでステキな映像が次々と撮影されていった。
あ~もう、出来上がりが待てない!!!




仲間たちが続々と出勤していくと、スタジオオーナーMichikoちゃんとインストラクターYukaちゃんと3人でヨガビリークラスへ移動。Yukaちゃんとわたしは助手としてクラスにお邪魔した。
ヨガビリーはいつも学ぶことが多い。Michikoちゃんの明るく気取らないキャラクターは、参加者のかたたちから本当に愛されているし、指導する際の言葉のマジック、シークエンス、動きのバリエーションがすばらしい。もちろん、乳がん患者さんのためのクラスでも応用させてもらおうと思う。




クラスが終了すると、バタバタと車に乗り込み、次はDVDの追加撮影のため、撮影スタジオへ。


なんかもう、こうなってくると、売れないアイドルの地方巡業みたいで笑える。
撮影スタジオに入ってようやく、ノーメイクから脱出。とはいえ、相変わらずメイクは得意じゃない。あくまで"ノーメイクではない"という域を出ない、あんな顔で4Kカメラに映っていいんだろうか???

そして9月に撮影した映像の差し替えや、追加撮り、コメント撮りなどを終え・・・


さらに宣材用プロフィール写真を撮ってもらった!
プロフィール写真にDVD、どんな風に出来上がるのか楽しみ!



今回、こんな人生半世紀を迎えようというオバ・・・ミドルエイジで、見栄えのする顔立ち・体型でもない自分が、こうして貴重な体験をさせてもらった。本当に有難いことだ。
非日常的な1日は充実しすぎだった!!!!!





2016-12-17

年末恒例 太陽礼拝108回

今年もこの季節がやってきた。
年末といえば、太陽礼拝108回。

今年で何回目だろ???って過去のブログを振り返ったら、2010年頃からやってるみたいで、そうすると今回で7回目ってことかなあ。
これをやらないと1年締めくくれないのよね。


そして今年は、ヨガスタジオ「路地裏Shanti+」のPV(プロモーションビデオ)製作のため、カメラマンさんが入って撮影タイムが!


ハーフプライマリーレッド+太陽礼拝108回+撮影用


で、結果、いったいこの日1日で何回の太陽礼拝を行ったのか???

あ、でも去年もAMの部、PMの部で108×2回やったけど・・・

意識しないようにしようと思っても、カメラいる~と思うといい加減にできないというか、むしろちょっと力入っちゃうかんじなadditional timeで、どっと疲れた。


そしてそのまま、午後はPVと現在製作進行中のDVDの打合せ、ホームページの改善点などもカメラマンSさんと打合せ。Sさんは単なるカメラマンじゃなくて、ディレクションもできちゃう人なのだ。
PVもDVDもどんな仕上がりになるのか、今から本当に楽しみ☆


毎年、太陽礼拝108回をやった翌日はハムストリングスがビッキビキでひどい筋肉痛になるんだけど、今年はハーフプライマリーレッドをやった後だったからか?今までで一番ラクにできた気がするし、すぐにセラピーボールでケアしたので、そうひどい筋肉痛にはならなかった。ヨカッタ・・・。



2016-12-13

Bloggerのモバイル表示でガジェットが表示されない対応

ヨガクラスへお問合せくださった方から、貴重なご意見をいただいた。



"お問合せは右サイドバーのコンタクトフォームから"
ってあったけど、最初、右サイドバーが見つけられなくて。



あああああああああっ!!!!!!!



ブログを書くときはいつもPCで作業をしているので、うっかりしていた。


スマホ表示はサイドバーがなくなる!


わたし自身、ほかの人のブログを読むとき、興味のある記事だけ拾って読みたいので、カテゴリーから記事を拾うわけだけど、スマホ表示ではそうしたアーカイブやカテゴリーを探すのが面倒で、「PC表示」に変更して見ている。
ところが、PC表示にすると小さい画面に細かい文字が表示され、拡大表示させつつ、画面を動かしつつ、やっと読むという、難儀さ。

いまや、スマホは手元で簡単に調べものをしたり、サイトを見たりできる便利なツールだ。
スマホでは読みにくいからとわざわざ自宅でPCを開いて見るのは、よほど必要か有益な内容でなければやらないだろう。

デジタル系が苦手な方は、「PC表示」に変更することもできないだろうし、できても拡大、移動を繰り返して見るのも一苦労だ。
大変な手順を踏んで問合せをしてくださった方たちに申し訳なく、そんなことに気付かなかったなんて正直大変恥ずかしい。
早速、右サイドバーではなくフッター部分(ページ下方)へコンタクトフォームと記事のカテゴリーを移動してみた。
さあ、これで解決!・・・とあらためて自分のブログをスマホで見たけど、コンタクトフォームもカテゴリーも表示されていない。調べてみたところ、

Bloggerのモバイル表示であらかじめ表示される項目は決まっていて、
それ以外のもの(いわゆるガジェット)はカスタマイズしないと表示されない

ことがわかった。マジかよ・・・・。
モバイルの場合、表示するデータ容量が多いとパケットを食うため、できるだけ軽くするのがセオリーだからね・・・。

ところが!
テンプレートを編集してモバイル表示用の属性を追加するだけでいいはずなのに、属性を追加してもモバイルに表示されていない!
どうやら、モバイルテンプレートで「カスタマイズ」を選ばないとその設定が反映されないようだ・・・。
むむぅ・・・。
ブログって、一見簡単に扱えそうなフリして、実はカスタマイズが必要なこと多いのよね。


でもまあ、なんとか


★★貴重なご意見をもとに、対応しました!!!!★★


■PCもしくはスマホ、タブレット等で「PC表示」として見るとき

右サイドバーが画面から見切れてもいいように、「コンタクトフォーム」と「カテゴリー」はフッター部分(ページ下方)へ変更しました。


■スマホ、タブレット等でモバイル表示のまま見るとき

少しスクロールしますが、「コンタクトフォーム」と「カテゴリー」を下方に表示できるようにしました。



以前よりはユーザーにとってストレスのないレイアウトになっていると信じたい・・・。




2016-12-11

乳がん患者(体験者)さんのためのヨガクラス~2016年の終わりに

年内の「乳がん患者(体験者)さんのためのヨガクラス」は昨日がラスト。
クラスの後は、年末ということもあり、食事&懇親会と銘打った忘年会を開催しました。
みなさん年末でお忙しい中、クラスも食事会も楽しみにしてくださっていて、特に食事会は大いに盛り上がりました~


2016年6月から(再)スタートしたこのクラス。
最初は問合せをしてくれた、おひとりの方とのスタート。
おひとりでもやりたいと言ってくださった方がいたから、なかなか踏み出せなかった一歩が踏み出せました。

ぽつり、ぽつりと新しい方が来てくださるようになり、3ヶ月後にはお借りしている会場のスペースが足りないか?と心配するほどに!(実際、会場変更したけど)
みなさん、"乳がん患者(罹患者)ができるヨガ"を検索しまくって、見つけてくださったそう。
そこにはやはり、女性の秘めたる強さを感じずにはいられない。
病気になったからといって、黙ってへこたれていない。
できることはなんだってやる!
手術も治療も、QOL(クオリティオブライフ=生活の質)を上げることも、
情報を集めたり、そのために出かけたり、
そのための手間暇は惜しまない!


これが男性だったら・・・?
この世の終わりくらいに落ち込んだり老け込んだりするんだろうなあ・・・
・・・偏見かしら・・・???


一言に「乳がん」と言っても、その病状、手術や治療方法、術後の治療方法、再建に至るまで、ひとりとして同じケースはありません。
だからたくさんの方が来てくださると、その様々なケースの宝庫になります。
みなさん、身体を動かしたいのはもちろんのこと、ほんのちょっとした疑問や悩みを話したり、共有したりする場が必要なのです。
みなさん、とにかく明るい!楽しい!笑顔いっぱい!
ヨガかあ~、ちょっと躊躇するなあ~と、もし思われている方も、ぜひ、クラスへ来てほしいです!
多分、クラスに来て参加者の皆さんと会うだけで楽しいから!もちろんヨガも楽しんでいただきたいですけど。


2017年も参加者のみなさんに、次のクラスが楽しみだと言っていただけるような楽しいクラス作りをしていきたいと思います!



最近、お薬の副作用で体調を崩されている方や、多少の不調が出ている方から「残念だけど次回のクラスまでに体調を整えたい」といった内容のメールをいただくことがあるので、積極的に動きたくない(動けない)方向けの、リラックスだけにフォーカスしたクラスを開催することにしました。

わたしも理事として名前を連ねているNPO法人ヨガビリージャパン
このヨガビリージャパン主催のクラスとして正式に、2017年1月より「乳がん患者(体験者)さんのためのヨガ」クラスをスタートすることになりました。(2017年1月開催詳細


積極的に動いて、たくさんの参加者さんと交流したい方
 → これまで通りサークルとして開催している船橋会場

少人数(定員4名)で静かにリラックスしたい方
 → 2017年1月からスタートする、ヨガスタジオ 路地裏Shanti+(千葉市中央区)会場


みなさんの体調やご気分に合わせて、クラスをお選びいただければと思います。



2016-12-04

ワタシがワタシでいられる場所

千葉の路地裏Shanti+でWSが開催される週末は、たいていほぼ1日をそこで過ごす。
AM7:00過ぎに出かけても、帰宅するのがPM20:00ってどういうことだ???(笑)


気の置けない仲間とマットを並べて練習できるのもうれしいし

練習後は他愛ない話をして、さんざん笑って、おいしいものもたらふく食べて過ごすことが

本当にシアワセで、疲れるどころか、むしろテンションは上がりっぱなしだ。


帰宅して、おいしいものでパンパンに膨れ上がったお腹をもてあましながら、
そんな週末の時間を顧みるとき、


ヨガをしていなかったら・・・

こんなに楽しい仲間と知り合っていなかったら・・・

いったいどんな週末を過ごしていただろう?


と思う。

ヨガと出会う前のわたしの週末は本当に腐ってた。


独身の頃、カレシがいない期間とか、カレシとデートできない週末はただヒマだった。
スポーツクラブに行って、エアロのレッスンを立て続けに受けるくらいしか
やることがなかった。
ただぼんやり自宅のベランダから外を眺めてるだけってこともよくあった。
結婚後は、ウイークデーの仕事の疲れを引きずって、ひたすら寝ているだけだったし。


・・・そんな週末を過ごした後の月曜って、ほんとにBlue Mondayなのよ。
気分の切り替えもへったくれもあったもんじゃない!
ずーっと感情グラフの底辺をぐずぐずとウロついているかんじ。




ところがですよ?




いっぱい呼吸して、いっぱい笑って、ココロもカラダも満たされた週末を過ごすと
まず、自然と感謝の気持ちが湧いてくる。


ああ、ほんとにシアワセ

こんなにシアワセでありがとうございます


・・・って心の底から思う。
そしたら、迎える月曜日はBlueじゃないの。
仕事に行くのめんどくさいな~、毎日こんなに楽しければいいのに、とは思うけど(笑)


さー、新しい週が始まる、がんばろー!


って、サクっと気持ちが切り替わるんだよね。フシギ。



仕事をすることはキライじゃないし、それなりに自分の仕事にはきちんと向き合ってる(つもり)。
だけど、仕事だけを追い求める人生ではつまらなすぎる。
仕事と家庭以外のところに自分の居場所があってよかったと思う。



ヨガ仲間とは

何の利害もなく、
それぞれが尊重し合っていて、
尊敬もしていて、
深く入り込みすぎず、
かといって離れもせず、

B型のわたしには本当に心地よい距離感でお付き合いできる
とてもバランスのいい関係。
これまで一緒に過ごした時間、どれを思い出しても


あ~楽しかったなあ


と頬が緩むことばかり。


今が一番シアワセ


と胸を張って言える自分が誇らしい。




2016-12-01

名作「ブラック・ジャック」

こどもの頃、我が家のトイレの前の棚には「ブラック・ジャック」をズラリと並べていた。
神経質で、何かあるとすぐお腹が痛くなるタイプのわたしは、トイレに長居をするときには「ブラック・ジャック」を持ち込み、読みふけっていた。
珍しい症例や病名は「ブラック・ジャック」で知った。マンガ本のページがバラバラになるくらい読みこんでいた。

以前、車のディーラーに「ブラック・ジャック」の文庫版が少し置いてあって、読んでいたら記憶が蘇る、蘇る!
人の名前やら、最近あった出来事はいとも簡単に忘れるのに、「ブラック・ジャック」のストーリーは鮮やかに思い出せるとは、これいかに?
暗記できるほど読み込んだのか?若いときの記憶はDNAレベルで刷り込まれるのか?
しかも感動的なストーリーが多くて、そのとき車の点検待ちというのに溢れる涙が止まらず・・・。
こどもの時は「ブラック・ジャック」を読んで泣いたりしてないと思うんだけど、今は涙なくして読めない。


最近、Amazon Primeビデオの見放題サービスでアニメの「ブラック・ジャック」をちまちまと見ているんだけど、これがまたね、涙を誘うのよ。
このアニメ、シリアスな内容をピノコの存在が薄めていたり、ピノコのセリフにもなかなかいいものがあったりして、けっこう楽しめる。
タイトルを見ただけでストーリー展開が思い出せるものもあれば、前半部分を見るうちにだんだん思い出してきて、先に涙が出ちゃう、みたいな(苦笑)。
おかげで今日の昼休み、3話くらいみたうちの2話でボロ泣きして鼻の頭真っ赤だったから!

いや、もう、ほんとに名作と言わずしてなんと言う作品か!!!
手塚治虫先生、すばらしすぎる!!!

原作を思い出しても、実にさまざまなテーマをとりあげているんだよねえ。人間だけじゃない、動物もたくさん取り上げてるしねえ。
権力、カネ、利害、世間体、公害、障害、死生観・・・。
ブラック・ジャックのメスは、病気だけじゃなくていろんなものに切り込んでいくけど、報われないこともあってさ・・・。


God only knows.


以前、TVで林修先生もブラック・ジャックに出てくる名言を挙げていたけど、本当に名言多し。
ああ、全巻読み直したい。

こんなの見つけた。
「ブラック・ジャック」名言集


やだー、またいろいろ思い出してきちゃった!



アッチョンブリケ!!!




2016-11-23

BBCが選ぶ”女性100人” の報道に違和感

ニュースで「BBCが選ぶ"女性100人"」に初めて日本人として乳がん闘病中の小林真央さんが選ばれたと報じられていた。


・・・なんだかわからないけどすごい違和感を感じる。
それに選ばれたことは素晴らしいこととか誇らしいことなの?
この報道には逆に引いた。


たとえば昨年、「片付けコンサルタント」のこんまりさんが「TIME誌"「最も影響力のある100人"」に選ばれたというのは、紛れもなく納得の事実だったし、こんな違和感は抱かなかった。
素直に「こんまりさん、スバラシイ!」と日本人として誇らしく思った。

それにBBCがそんな発表を毎年(?)しているということも知らなかった。
「日本人で初めて」だから、初めて日本でクローズアップされた発表だよね・・・。


芸能人というか有名人で病気を公表して、闘病しているひとはほかにもいると思うのに、なぜ今、彼女がわざわざ選ばれるのか?

・・・有名な歌舞伎俳優の妻だから?
・・・いかにも悲劇のヒロインに仕立てあげやすい雰囲気のひとだから?
とバイアスをかけてしまうのはわたしだけか???


有名人でなければ病気を公表する必要もなく、最終的には本人の前向きな意志でブログを始めたとはいえ、そこに至るまでには有名人という立場故の悩みや苦しみがあっただろうとは推察する。



だけど、闘病は美談ではない。・・・とわたしは思っている。



わたしの周りには、同じように苦しみを乗り越えた(乗り越えようとしている)人はたくさんいる。
しかもみんな驚くほど前向きなひとたちばかりだ。
彼女だけが特別なわけじゃない。特別なのは有名人であるということだけ。

わたしは彼女の闘病に対して、どんな思いで毎日を過ごしていたかと、(病気の深刻度は違えど)同じ罹患者として共感するし、良好に向かうよう陰ながら祈るような気持ちもある。
でも彼女のブログを読んで特別な思いに駆られることはない。罹患者はみんな、彼女のブログに綴られているのと同じような思いで淡々と向き合っていると思う。


たくさんの人が彼女のブログにアクセスしているようにも報じられているけど、あのブログシステムは、意図的ではないにしても、アクセス数がかなり水増しされるらしいというインターネット記事を見かけた。ほかの解析システムとは明らかにアクセス数が違うらしい。(わたしはそのブログシステムを使っていないので比較検証のしようがないけれど。)
一方でそんな事実もありながら、たくさんの人が勇気づけられている、感動している、みたいに、なんだかあたかも彼女だけが高尚なことをしているかのように、マスコミが煽るのはいかがなものか?


これが非常に症例の少ない難病のケースで、本人が病気を理解してもらうために積極的にメディアに広めたい・・・というものであるなら、違和感は抱かない。
感動を与えたとか、影響を与えたとか、そういうことに病気や闘病を利用しないでほしい。





2016-11-19

悪いうさぎ

本を増やさないために、紙の本はできるだけ買わないようにしようと思っているのに。
時間つぶしに本屋に入ったら、


目が合っちゃったというか・・・、

出会うべくして出会ってしまったというか・・・、

本がわたしを呼びに来た、が一番しっくりくる表現かな。


「悪いうさぎ」若竹七海著


オフィスの近くのしょぼーーーーーい図書館にふらりと入ったとき、
たまたまこの本の背表紙が目に飛び込んできた。

わかるかな?ほら、よくあるマンガのコマ表現で、
放射線状に線がシュババババってなってて
その中心が目立つようになってるやつ。
そんなかんじ。

わたしのヘタな絵で示すとこんなかんじ↓



気になる・・・
すごい気になる、この本・・・。
と本の背に指をかけて傾けては戻し。傾けては戻し。
結局そのときは本を借りるところまではいかなかった。


それが。
単行本ではなく文庫本でずらっとわたしの目線に並んでいるじゃないの!


あ~。呼ばれちゃった。
買うしかないでしょ。
押しに弱いのよ、わたし。


2016-11-18

ひそかにファンだったエッセイスト 雨宮まみさん

共感できるエッセイストとしてファンだった、雨宮まみさんが急逝した、と知った。
にわかには信じられない事実だった。


わたしが彼女の文章を初めて読んだのは、web連載「女の子よ銃をとれ」だった。
もう、いちいち「そうそう、わかる〜、わかる〜」と頷くところ満載の内容で。

あ、これが「こじらせ女子」なのね。
なんだ、わたしも「こじらせ女子」じゃん(だったじゃん、かな?)

ということに気付いたんだった。


本として出版されることになったからか、web連載のバックナンバーは読むことができなくなったのだけど、その後、「穴の底でお待ちしています」という悩み相談では、彼女の回答が、なんというか、

押しつけることもなく、
かといって突き放すでもなく、
独特の比喩を使いながら、
決して相談者や読み手を後ろ向きにさせないアドバイスをしている

のに感心していた。そして相談者の文章の裏側にある空気感(環境といったほうがいいのかなあ?)をすごく鋭く汲み上げるひとだなあとも思っていた。
そのセンスがすごく好きだったのになあ。



直接知っているひとではないのに、

彼女の死が、ちょっとひりっときた。




2016-11-14

カイロ・タイム~異邦人~


Huluで視聴。
まったく予備知識なく、映画の内容をざっと眺め、

女性誌の編集者ジュリエットは、パレスチナのガザ地区で働いている国連職員の夫マークと待ち合わせ、カイロで休暇を一緒に過ごす予定だった。しかし、マークはトラブルで到着が遅れ、彼女は見知らぬ異国の街で・・・


夫がトラブルに巻き込まれるサスペンスかな?
と見始めたところ、実は



切ないラブストーリー



だった・・・。orz。
しかもオトナのね、ラブストーリー。
そしてLOVEまでいかないラブストーリー。


主人公ジュリエット演じる女優さん パトリシア・クラークソン という人をわたしは知らなかったんだけど、上品なこと、この上ない。
駆け落ち結婚した息子と大学を卒業したばかりの娘がいるという設定なので、50代前半の役なのかな?ひょっとするとわたしくらいの年齢の役なのかも。
1956年生まれ。現在56歳。まったくオバサンぽくない。
細い!スタイルいい!お腹出てない!!!
作品中でいつもステキなワンピースを着ていて、彼女が画面に現れると引き込まれちゃうのね~。
醸し出す雰囲気が美しすぎる。ん~それはやっぱり、品があるからかなあ~。
セリフのひとつひとつが、なんだかとても美しくて、魅入ってしまった。


内容はというと、
見る側を焦らすだけ焦らして肩すかしの、切なく淡い恋?なんだけど、
なんだかわかる気がする、こんな感覚。

昔、大ヒットした「恋に落ちて」という映画を観た頃は、自分が若かったので


プラトニックなんてありえねー!
しかもアナタたち、いつも愛を確かめ合っちゃう外国人でしょ!


と正直思ったものだけど、
さすがにこの年齢になると、わたしがジュリエットでもこうするかもねと
共感しちゃうものなのね・・・。
なんかスッキリはしないんだけど、これでよかったよねえ・・・と
ちょっと心に沁みる映画だった。



エジプト、行ってみたい。












2016-11-12

35年後のミラクル

中学時代のクラスメイトで女子会。
直前に都合が悪くなったコもいて、結果集まれたのは4人だったけど、地元にいるコの方が多いので、またそんなチャンスもあるでしょう。

この日の話題はこれ。
撮影したJさんが提供してくれた!


卒業後に何人かで誘い合って後楽園遊園地に行ったときの写真。
昭和の香りがぷんぷんする写真だ。
わたしが着てるブルゾン?パーカー?カンガルーポケットになっていて、気に入ってたんだ。


そして35年後にこうして集まったのもこの写真に写っている(&撮ってる)のと同じメンツ。



ミラクル~!!!!!!



と言わずして何と言う。



誰が言いだしっぺで遊園地に行くことになったのか?
待ち合わせはさざんかさっちゃんだったか?
男子は誰が一緒だったか?
この写真に写っていない女子はいたか?


もはやそのへんの記憶は掘り起こそうとも何も出てこない。




2016-11-05

氷の棘が融けたとき

実家に帰ったとき、自分の中で封印していた古いアルバムを出してみた。
あまりにたくさんある中から、とりあえず近々会う中学の同級生に関するものがないかと探してみたけど、遠足の集合写真以外はどうも処分したらしい。

でも思いがけず、あまりに懐かしいものが出てきた。


中学2年の合唱祭で歌った「Yesterday」の楽譜!


もともとわら半紙?みたいな紙にコピーされているんだけど、その紙が、もう、やわやわに劣化していて、ちょっと力入れたら破れそう・・・。
今まで絶対開きたくなかった卒業アルバムに挟まっていた。
この曲でわたしたちは優勝したし、その合唱祭の翌日、ジョン・レノンが暗殺されたので、印象深い出来事として記憶に焼き付いてる。


クラス替えがなく、同じメンバーの3年生の合唱祭では「Let it be」を。この時は優勝は逃したんだっけなあ?


楽譜とは別の、小さなプリントの英語の歌詞。カタカナふってるところが中学生っぽい(苦笑)。
たたんであった部分が破れてボロボロ。
おかげでこの2曲は今でも歌詞をちゃんと覚えてる。



GWに中学時代のクラスメイトと再会して、LINEのグループトークで夜な夜な35年前の記憶を仲間と掘り起こしているうちに、わたしの胸に刺さってた氷の棘が、じわじわと融けていくみたいだった。
封印していた中学時代の黒塗りの歴史の、その黒塗りの下には、実は楽しい出来事がたくさん隠れてた。


合唱祭で自分が歌ってる写真もあった。


「ちびでブスで暗くて地味なわたし」


と思っていたけど・・・


あれ?それなりにごくフツーのコドモじゃね????


・・・って思ったんだけど・・・(苦笑)
前髪、いっしょうけんめい"くるん"ってカールさせてるわ。いじらし。



物事は、視点が変わるとまるで違うもののように見えるものなのね。
そこまで卑下する必要もなかったんだなあ。
生きててごめんなさい、くらい思って生きてたよ。




2016-11-03

ビロードのうさぎ The Velveteen Rabbit

ひまつぶしにジュンク堂へ行ったら、クリスマスへ向けて絵本のコーナーが充実していた。
見るからにかわいい絵本がいっぱいあって、ひとつひとつ手にとって眺めたくなる。
絵本の挿絵って、うっとりしちゃう。

知っているタイトルを見つけたので、立ち読みを始めた・・・



ら・・・・・




話が進むうちにぶわーーーーと涙が溢れてきて





ああああ、立ち読みなのに、ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ





と踏ん張ってみたけど

やっぱり


ダバーーーーーっと泣いてしまったorz。



ビロードのうさぎ


TVドラマ「flesh and bone」で主人公クレアが"大事な本なの"と抱きしめてた。
「ほんもの」を求める(探す)主人公の想いを、この本で示唆していたのね。



この絵本の挿絵がとても良くて。

ぬいぐるみの質感。
ほんもののうさぎの質感。

ぬいぐるみの瞳。
ほんもののうさぎの瞳。

こういうものを描き出せることに感動してしまう。



もし子供がいたとして、読み聞かせてあげようと思っても
絶対途中で自分が泣いて、終わりまで読めないな。





2016-10-20

本日のランチのお供 「壇密日記」

ねっちょり湿ったかんじのオンナが苦手だ。
うまく表現できないけど、常にオトコの目を意識しているようなかんじ、かなあ?
服装もいつもオトコうけしそうなかんじで、酔っぱらうとやたらしなだれかかったりボディタッチが増えたり。
フェロモンってかんじとは若干ちがう、なんだか作為的なネトネト感を出してるひと。
オトコは単純な生き物だから、「〇〇ってなんか色っぽくていいよな!」なんて鼻の下伸ばしたりしてる。←バーカバーカ!


しかし例外もある。
タレントの壇密さんは、わたし的には見た目、湿ったかんじのオンナだけど、なーんか気になる存在でもある。
しゃべくり007でゲスト出演したとき「職業はエロイお姉さんです」ってしれっと言ってたな。
でもしゃべると、失礼ながら、あれ?このひと、頭悪いひとじゃないんだ?もしかして、いろんなこと知ってたり考えてたりする?っていうギャップがあって。
まあ、そういう売り出し方に事務所の作為があるのかもしれないけど。
NHKの番組にもたびたび出演していて、そんな彼女を見るうちに”ちょっと不思議なひと”として興味を持つようになった。


少し前本屋で面白い本ないかな~と物色していたとき、目に飛び込んできたのが


泣くなら、ひとり 壇密日記3


いやいや、さすがにタレント本?は買わないかな
って、その時は気になりつつも手に取らなかったんだけど・・・


ときどきチェックしてる、あるBlogでこの本が紹介されていて、なかなか高評価だった。
このブログの方はかなりの読書家で、いったい月に何冊の本を読んでいるのかと思うんだけど、彼女の評価が高いなら、面白いにちがいない!
しかもこの方、過去にこの「壇密日記」「壇密日記2」についても紹介してる。



・・・ってわけで、早速

壇密日記

をKindle版でゲット。
残念ながらKindle版だからって安いわけじゃない。
本は紙で読みたい派だけど、一度読んだら十分な場合が多いので、本を増やしたくないだけ。


今日のランチのお供はこの「壇密日記」。
ただの日記なんだけど、ちょっとした言葉の選び方や日常生活の目のつけどころが、なかなかに面白い。あの、TVで見てる壇密を想像しながら読むからなおさらなんだろう。


たぶん、引き続き「壇密日記2」と「泣くなら、ひとり 壇密日記3」も買うと思う。






2016-10-19

作為を超えるということ

録画しておいた「プロフェッショナル 仕事の流儀」デザイナー皆川明さんの回を見た。
昨年見に行った「ミナカケル」展を思い出しながら視聴した。

印象的だったのは、

周りを喜ばせたいと思いすぎると作為が勝ちすぎる

という言葉。

「作為的」は、度が過ぎると食指が動かない。
わたしが嫌悪感を感じる「作為」のひとつが「お笑い」。
お笑いって、かなり苦手。
作りこみすぎて、

さあ、さあ!どうだ!?面白いだろう?

ばかげてるだろう?笑えよ!

という作為に満ちている空気がイヤ。
TVをたまたま点けたときに、思わずくすっと笑うくらいが、わたしにはちょうどいい。
まあ、エンターテイメントだからね、作為がなきゃ意味がないのかもしれないけど。

映画やドラマで、最初から涙を誘うつもりの作品もキライ。
ちゃんとしたテーマがあるんだろうけど、泣かせよう、泣かせようとする作為が丸見えなのがイヤだ。なんだかそれを煽るように、CMで「こんなに感動した映画はないです」なんていう感想を流してるのも興ざめだし。

映画が始まった途端、思いもよらず涙が溢れてしまって、こんなシーンで泣いてるのはわたしだけじゃないかと鼻も啜れなかったのは「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」だった。
それは、マイケルのステージのバックダンサーに選ばれた人たちの喜びに満ちたインタビューのシーンで、まさかそこで胸が熱くなるとは全く想定していなかったので焦った。
人の感動って、そういう嘘や飾りのない、真摯な思いや姿と向き合うところで生まれるものじゃないかなと思う。


洋服に限らず、消費者としては、
「ああ、こんなかゆいところにまで手が届いているなんて!」
という商品に出会えたときは感動するから、作為というか、マーケティングがとても大事な場合もあるし、逆に、
「なんでこういうモノを作ってくれないのかしら!」とか
「わたしの欲しいモノがない!」
という不満もあるし、またそんな不満から新しく生まれるモノやサービスがある。
だから作為をまるっきり悪者扱いするつもりはない。


ファッションの場合はとくに、人によって興味のあるなしとか好みの幅が広すぎる。人のカラダに纏うものなら、人のカラダだって千差万別だ。
だけどそのどこにもフォーカスせず、淡々と自分の喜びに従って、独自の世界観を醸し出す。
そこには消費者への媚びはなく、かといって「どうだ!オレサマの世界観は!」という傲りもない。
皆川さんのテキスタイルの前では、ただ、ひたひたとものづくりへの熱意を感じるだけだ。




ところで、行き詰った皆川さんが沖縄在住の陶芸家を訪ねたとき、こんなことを言っている。

思う方向に向かいたいと思いながら、 
思っているうちはできそうもないジレンマがある

なんかそんな感覚、わたしも知ってるような気がするなあ~
と思いながら聞いていた。
わたしの現在のメインワークはクリエイティブワークではないし、クリエイティブは趣味の範疇だから、皆川さんの感覚と共感するようなことあったかしら~?と思っていたけど、ふと気付いた。



ほとんど毎朝感じてるわ、練習の中で!




そうか!
だから淡々とひたむきに向き合うしかないんだ。
そして、つまり、作為はエゴね。


結局、突き詰めていくと、追い求める真実はひとつなのかな~






2016-09-30

「運命に、似た恋」と「雨の街を」

今シーズンのNHKドラマ10(金曜22時)


運命に、似た恋


がド・ストライク!!!

コントレール~罪と恋~」もよかったけど、今回はなんといっても


斎藤工


が主役だからね!!!
何をやっても絵になるオトコだわ~。ス~テ~キ~


しかも、ヒロインは原田知世。←まさに同年代
石田ゆり子/井深新(-5歳?) よりさらに 原田知世/斎藤工(-14歳?) は実年齢が離れたけど、石田ゆり子や原田知世だったら、ありじゃない?って思っちゃう。
とりたてて、アンチエイジングに走って若作りしているわけじゃなくて、ナチュラルで、見た目というより雰囲気が年齢不詳なところが魅力だわ。
原田知世の、なんていうか妖精みたいな雰囲気って、アラフィフになっても変わらないのね~。


第2話でぐっと胸を掴まれたのは、やっぱりタクシーの中のシーンでしょ。

「なにか歌ってよ。なにか別のこと考えたい。」

なーんていう斎藤工の、おっと、ユーリの無茶ぶりに、
アカペラで原田知世、おっと、カスミが柔らかな声で歌いだすのが



ユーミン



タイトルは知らなかったけど、すぐにユーミンの曲だってわかっちゃうところがね~、
わたしも年齢重ねたわ。(荒井由美:「雨の街を」)





この選曲したのだれ?
脚本の北川悦吏子さん??
スゲーよ・・・


ユーリはこの曲を聴いて思わず涙ぐむんだけど、いや、なんか、ドラマのシーンでなくても、そんな気持ちにさせちゃう感じあるのよ。ちょっとはかなげな原田知世が口ずさむと。
原曲もすごくいいのよね。ユーミンて、やっぱり天才なんだと思う。


昔、ユーミンが原田知世に「ダンデライオン」という曲を提供したとき、雑誌かなにかのインタビューで、「原田知世ちゃんはすごく透明感のあるひと」って言ってたのが印象的だった。
その頃、わたしはまだたぶん幼くて、そうかね?って思いながらその記事を読んでいたけど、こうやって年をとると、ますます「透明感」がある女優さんになっている気がするな~。


ああ、このドラマ、結末はどうなるのかしら~






2016-09-28

Drishti

わたしが毎日愛用しているのはインドのアーユルヴェーダ目薬「カトラミデ」。



トロっとした茶色の液体で、目の中に入った途端、あまりに沁みるのでしばらく目が開けられない。よって、もう片方の目にさすまでに時間もかかる。
でも、これがめちゃくちゃ目の中の汚れが取れるスグレモノ。
これ以外の目薬なんて、もう使えない!




1週間ほど前、職場の先輩がインド旅行に行くということで、「Kさんのお土産にはインドの目薬買ってくるから!」と言って出かけていった。
そしてお土産でいただいたのがコレ。




PATANJALI(パタンジャリ)

というアーユルヴェーダのブランドらしい。

薬の商品名は

Drishi(ドリシュティ)


・・・・笑える!

アーユルヴェーダも、サンスクリット語も、ヨガのこともほとんど知らない先輩が買ってきてくれた目薬が

「PATANJALI」の「Drishti」


符号しすぎてない!?



実際のところ、本人は街中へ出かけてドラッグストアを探す時間はなく、現地のガイドさん?に頼んで買ってきてもらったらしい。(ガイドさんもそんなものを買ってきてほしいと頼まれたことがないらしく、不思議な顔をしていたとか・・・)

この目薬、日本国内に輸入している業者はどうもなさそうで、ネット検索してもあまり情報は上がってこないのだけれど、カトラミデ以上に沁みるらしい。(だって成分が玉ねぎ、生姜、はちみつ・・・)


使うのが楽しみ~←・・・って、どんだけドMやねん!





2016-09-23

柔らかな空気の中で

テレビでキャスターが、9月は晴れた日が2日しかなかったと言っていた。
今朝も雨。
窓を閉めた早朝のスタジオの中は呼吸の音しか聞こえなくて、静かに、静かに集中していける。


フィニッシングに入る頃、赤ちゃん連れの練習生の方が来た。
継続的に練習していれば、妊婦さんでも普通に練習しに来られるのはアシュタンガ・ヨガの特徴かもしれない。お腹が大きくても、みんな気持ちよさそうに動いてるのを、ときどき見かける。


先生がマットの横にブランケットを敷いて、赤ちゃんの様子を見守る。
お母さんはマットの上で静かに動く。



赤ちゃんがハイハイしてマットにたどりつき、お母さんの足元でブジャンガアサナ。
はた、とわたしの存在に気づき、ガン見(笑)。
「あら!?気付いちゃった?ここにも知らないヒトいたね~」と話しかけみる。


こんなとき、どのお母さんもたいてい「お邪魔してすみません」とはにかむように笑う。
その笑顔がとても幸せそうで胸が緩む。
スタジオに来る赤ちゃんはみんな静かでイイコだし、お母さんと赤ちゃんの練習風景ってなんだか美しい。



なんかね~、こんなシーンでいつも思う。
もし、30代前半でアシュタンガと出会ってたら、コドモ産みたいって思ったかもな~って。
妊娠中はお腹の赤ちゃんと一緒に練習して、出産後は赤ちゃんの傍で練習して。
コドモはヨガするママを見て育つ。なーんて。



人生に「もし」はないけどね。
でも静かな朝に、そんな風景を見ると、胸にじわっと広がるものがあるんだなあ。


2016-09-22

乳がん患者(体験者)さんのためのWell-Being YOGAクラス

6月から再スタートした乳がん患者(体験者)さん向けのヨガクラス、今回はたくさんの方からお問合せ&お申し込みをいただきました。
どの地域から参加してくださっているのか伺ったところ、船橋市内以外の成田市、千葉市からのご参加も!!!

インターネットで検索してクラスを探し、問合せして、ご自分が住む地域から離れていても参加してくださっているみなさんのご期待に添えなければ!とクラスを準備する段階から、本当に身が引き締まる思いがしました。


少人数のときは、なかなか参加者さん同士のコミュニケーションまで発展しなかったのですが、今回のように参加者さんがある程度集まると、自然とコミュニケーションが発生して、コミュニティって大事だなと感じました。共通の仲間がいるっていうだけで安心しますよね。



わたしが術後、まず一番に思ったのが、


ヨガを通じて、同じ病気の方たちのお役に立てないか?


ということ。
その原点に立ち戻って、




わたしができること

わたしが伝えられること




をきちんと見つめ、このクラス(活動)を確立していきたいと思います。



☆次回10月の開催日が決まりました!☆


日時:2016年10月23日(日)15:00-17:00
(※着替え等の時間を含んでのご案内です)

場所:JR/京成船橋駅より徒歩8分程度の施設
(※参加される方にはあらためて詳細をお知らせします)

お問合せ、お申し込みは右サイドバーのコンタクトフォームからお願いいたします。





2016-09-18

iPhone データ移行とWindows アップデート

久しぶりに真っ青になった大事件。
デジタル機器に依存した生活をしているので、PC や iPhone に何かあると致命傷のわたし。

iPhone7を早々ゲットしたので、契約に行く前にしっかり旧iPhone のバックアップを取り、準備を整えた。
店頭でアクティベートまで設定してもらい、あとはデータ移行するだけ〜とPCに iPhone7を繋いだら・・・・・



iTunes が iPhone7 を認識しない・・・・


え???そんなバカな!
慌ててググってみたところ、

iTunesが最新の状態
Windows(またはMac)OSが最新の状態

という条件が必要で

Apple の USB ドライバを最新のものに更新しないと認識しないらしいということがわかった。(Windows update でこういうものも更新されるようだ)
ドライバの更新方法は2つあって、インターネット上からファイル検索して自動更新するか、PC内のドライバを検索して自動更新するか。
Appleのサイトでドライバの場所を確認して該当するファイルの日付を見ると2015年9月の日付。PC内のドライバはこれしかない。こりゃアカン。
インターネット検索の方法だと「探しています」が延々続き、どれくらいかかるのか検討もつかない。
内心ひや汗が出る。
なぜかというと・・・。


1年ほど前までWindows update を自動更新にしていたところ、配信されたプログラムにバグがあり、OSが起動しないだったか、ブルースクリーンになるだったかの、大トラブルに見舞われた。その後、すぐに修正プログラムが配信されたと思うけど、自動更新がトラウマになり、「更新プログラムの確認はするが、ダウンロードはしない」へ設定変更していた。
最近はデスクトップで作業するような仕事をあまりしないので、デスクトップPCを起動する回数も減っていたら、最近になって更新プログラムが190個くらい溜まっていることに気付いた。

ところが、更新しようとすると「確認しています」で0%のまま延々とダウンロードが始まらない。何時間か放置しても同じ状態が続いているので、結局あきらめてタスクをキャセルしてしまい、またプログラムが溜まるという悪循環。
どうしたもんかね〜と思っていたところだったのだ!
ためしにOffice系のプログラム27個を更新してみたところ、翌朝になってようやくダウンロードは終わっていたけど、たぶん7-8時間かかっていたんじゃないかと思う。
次にWindows系のプログラムを5つほど手動で選択して試したところ、やはり翌朝にようやくダウンロード完了していたけど、それでも5時間以上かかっていて、しかも1つはエラーだった。
これでは残りのプログラムをあてるのに何日かかるかわからない。


えー、だってここまできたのに。
・・・っていうか、iPhone使えなかったら致命傷!orz。

この現象をググってみたところ、やはりインターネット上でもWindows update の遅さ&エラーに困っているひとが多いらしく、対処法を掲載してくれているサイトをいくつか見ながら、自分に対応できそうな対処法を確認した。
で、その通りに対処を進めてPCを再起動し、Windows update を確認すると



更新プログラムが190個くらいから90個くらいに減ってる!!!


なんかうまくいきそう・・・
祈るような気持ちでプログラム更新をかけて朝まで放置。
翌朝確認すると、あれだけ時間がかかっても進まなかった更新作業が、
40分程度で完了していた。


 


対処法を掲載してくださってた方たち、本当にありがとう!!!!
早速Apple のドライバを確認したら、2016年9月12日に更新されていた。
これできっとiTunes は iPhone7 を認識してくれるはず。

ところが今度は、iPhoneのシステム構成が中断されていたことで、「復元」を選択して工場出荷の状態に初期化するところからやり直し。
これも祈るような気持ちで待つ・・・。
ようやくiTunes の「バックアップを復元しますか」にたどり着いたときにはガッツポーズだよ!!!!


そこそこデータ量も多いので、バックアップデータ全てを移行するのには時間がかかる。
すべてが完了してやっとiPhone7が使えるようになった瞬間には、本当にほっとした。


これね、たまたまわたしがデジタル系に強いから対処できたようなもので、オットみたいにさっぱりわかんないひとだったら、もうお手上げだよね。
いや、さすがわたし。よくやった!


もちろん、Windows update は自動更新に設定変更して、現在の最新の状態にしてる。
実はMac Book Air もあるんだけど、HDDの容量がそう多くないからiTunes のデータとか入れたくないし、OSのアップデートも容量を食いそうで最新の状態にしていないくて、こちらでの対応は最初から外してた。OSアップデートしたほうがいいのかな〜?しないほうがいいのかな〜?わかんないなあ。




2016-09-15

まだまだ、ほめられたら伸びるコです

仕事で銀行の担当者との打ち合わせのとき、あらためて
「以前にもこういった、会社の経理をされていたんですか?」
と聞かれ、
「いや〜、恥ずかしながら、わたしはこの会社で初めて携わったんです。」
と答えたら
「信じられないです!すごいですね〜!お願いした資料はすぐ出てくるし、数字は正確。決算書の概況書のページなんて、ふつうはタイトルを言ってもピンとこないひとが多いんですけど、こちらが「概況書」と言わなくてもタイトルをすぐ言われたので、そんなひとは滅多にいないんですよ。」
とほめられた。

もちろん、わたしが働いている会社は地方都市の中小企業だから、担当者が言うことはそういう規模の会社の経理担当で、ということだと思う。
でも、無知というのはかえって、自分で仕事のハードルを上げて、それが普通と思ってやっているものなのかもしれない。

経理未経験者なのに、いきなり半年ほどで迎えた初決算、決算書の内訳書全てを前年度のものを見ながら、自力で作らなければいけなかったわたしは、決算書の内訳書の内容を知っているのはごく当たり前のことだと思っていた。
会計士の先生はそろばんで検算するようなアナログな人だったので、会計ソフトの使い方も、内訳書の作成もわたしに任せきり。
内訳書の中でも、膨大な受取手形の残高(14-15ページにわたる)を税務署の指示通りに記載するにあたり、どうやったら間違いなく、労力をかけずにできるか・・・ものすごく頭を使った。

毎月、複数の切り口で管理表を作成しているので、実は銀行から求められる資料なんて、作成するのはちょろい。
でもあまりに早く資料を出すと、「こんなに簡単に資料を出せるなら・・・」と担当者が図に乗って、自分の頭を使わずにいろいろ要求してくるので、わざと「忙しいから時間がかかります」ともったいぶって資料を出すことにしている。
信頼できる銀行の、信頼できる担当者にだけ、スピーディーな対応をしている。
だから、その信頼できる担当者からそんな風にほめられるとまんざらでもないな〜。
これまで自分なりに努力してきたことをきちんと評価してもらえたようでうれしい。


ほめられたら、まだまだ伸びしろあります〜





2016-09-11

「聖なる呼吸 ヨガのルーツに出会う旅」


ドイツ人の映画監督が、ヨガの古い歴史・・・ではなく、近代に広がったヨガのルーツを、取材と自らの体験を通して探っていくという内容。


わたしが初めて"アシュタンガヨガ"なるものに触れたときからおよそ半年後くらいに、グルジ(シュリ.K.パタビジョイス師)は逝去された。
偉大な師が亡くなったのだと聞いても、その時のわたしにはよくわからなかった。


それなりに長い年月をかけて、わたしはわたしなりの練習を続け、ヨガに関する知識も増えたし、カラダもココロも大きく変わった。
"アシュタンガヨガ"というものが、どれほど深く、そして叡智の詰まったものなのかということを日々感じる今、この映画を観られてよかったなと思った。


グルジがカウントをしているシーンや、この映画監督に直接太陽礼拝を指導するシーンなどを見て、存命している間にこのお姿を見ていたらなあという思いがよぎった。
(・・・っていうか、だいたい取材を口実に偉大な師から直接個人指導を受けるなんてズルい!)


グルジが映画監督に太陽礼拝を指導するシーン。
パドマアサナができなくて、右足はなんとか組めても左足がどうしても右足の上に乗らない。苦笑いしながら「impossible」と言う彼に、グルジは笑って「practice, practice, practice, it's coming」と(・・・たぶん)言う。
そうね、不可能と思えることもあまり深く捉えずに淡々と練習を重ねよう、とあらためて思った。



「呼吸」ってすごいよね。
科学的にはどういう仕組みのものなのか、現代医学ではきちんと説明できるものなのに、そんな枠を取り払ってしまう”何か”がある。


呼吸と動きを一体化させていく・・・そうすると心をコントロールすることができる


そこに行きついた先人がスゴイ。
ヨガを実践していると、理屈じゃなくてこの意味がじわじわと全身に広がっていくように感じてくるから、本当に不思議。
まだまだ道半ばだけど・・・。一生学びだから。




ところで、ヨガの実演をしている古い映像がたくさん流れるんだけど、アシュタンガやってれば、「ああ、あのアサナね」と普通に見られるけど、そうじゃない人にしてみたら「!!!!!」ってかんじなんだろうなあ。





2016-09-09

Sharath Tokyo 2016 に参加!


シャラート先生のプライマリーレッドクラスに2日間参加!
前回の参加は2012年だから、実に4年ぶりだ。

前回は会場にわたしなんかが滅多にお会いできないような有名な先生たちがたくさんいて、こんなすごいひとたちと同じ場所にマット敷いてるなんて〜ヒィ〜って思いながらやってた(苦笑)。
今回はそこまでの気負いはなく、毎朝やってることを淡々とやったつもり。
今週は月曜から練習も休まず行ったしね!

シャラート先生のカウントは長いので有名だけど、次のクラス(2回目8:15AM~)があるせいか、そんなに長いとは思わなかったなあ。
ただキープがキツイアサナに限っては、長い(笑)。お約束のナヴァーサナとか、ウップルティヒとか。キツくていろんなところから失笑がもれる。シルシャーサナも長いけど、最近は練習で25カウントくらいやってるので、なんとか脱落せずにすんだ。

レッドクラスの後は仕事があるためさっさと着替えて会場を出てしまうので、ちょっと記念に会場の写真でも・・・みたいなことはできなかったし、ゆっくりお茶をする時間もないのがちょっと残念だったなあ。


2日間のチケットを譲ってくれたヨガ仲間のYちゃんに感謝!






2016-09-01

イマジネーションの宝石箱や~

先月、家の近所にジュンク堂書店がオープンした。

最近、本屋には裏切られることが多くて、この本を買いたい!と店頭へ足を向けてもたいていその本は扱われていないという・・・。
結局家に帰ってAmazonでポチっとやり、翌日手にするパターン。それなら最初からAmazonで買えばよかったという虚しさ・・・。

ある日、ジュンク堂という本屋がどういうタイプの本屋かということを全く知らず、そのひろーーーーい店内へ足を踏み入れた。



まあ、とりあえず、話題の本とか、新刊コーナーを見まわす。



・・・ふむふむ。



!!!


この時期ならではの「妖怪本」がたくさんあるぢゃん!!!!
どの本もなんともいとおかし。
それだけでもココロを鷲掴みにされたけど、カテゴリーを確かめるように進んでいくと・・・




なんと「ハタヨガの神髄」とか、「あるヨギの自叙伝」まであるぢゃん!!!!
これね、正直、東京駅近辺の大型書店にも置いてないよ。取り寄せ品だよ。
解剖学のコーナーも充実してる。すげーーー!




もうおめめキラキラ。



後日、また探索しに行ったら、美術系のカテゴリーも充実してるし、「大人の塗り絵」だけでも相当な種類。
わたしには関係ないけど、音楽の楽譜?教本?もたくさんあった。




そしてまたココロを鷲掴みにされたのは児童書のコーナー!!!
大人が見るための児童書のコーナーだね、これは。
ひとつひとつ手にとって、端から端まで舐めるように眺めていきたい品揃え。
たまらんです!!!



ただ、うちの近所にこういった書店を好むひとがどれほどいるのか?という疑問は払拭できないので、”残念ながら撤退・・・”とならないことを祈る。
(以前あったすばる書店はレンタルビデオやレンタルコミックもあったのに、採算がとれなかったのか、退店した経緯がある。外資系のディベロッパーだからか?テナント代が強気という噂も。)





2016-08-31

Om namah shivAya

以前からシヴァ・アイが欲しいと思って探していた。
アクセサリーで見かけるのは白い渦巻き模様の方をメインにしたものばかりなんだけど、稀に、美しい反対側をメインにしたアクセサリーがある。
ネット検索してもなかなか美しいシヴァ・アイを見つけられなくて、タイとか海外に行かないと手に入らないのかな~とも思っていた。



そしたら・・・!




8/3新月の日。
シヴァ・アイをちょこちょこアップしているネットショップを発見!
アップされているものはsold outだったけど、次に仕入れをしたら連絡をもらえないかと問合せしてみた。すると即レスがきて、これからアップするシヴァ・アイがあるとのこと。もう、これはご縁以外の何ものでもないでしょーーーっとばかりに、ソッコー、購入させていただいた。
新月の日に見つけたっていうのもちょっといいかんじー。

はあぁ~。うっとり。
つるんとした触り心地もいいし、何よりかなりサイズが大きい。



次に、この石を使ってマクラメネックレスを製作してくれる作家さんを探さねば!!!
血眼になって探しましたよ。文字通り。画面見すぎて充血バリバリ。


そして見つけた作家Astaraさん。女性らしい繊細なデザインがステキ~☆
早速問い合わせてみると、なんと、Astaraさんの手元にもシヴァ・アイがあり、それで新作を製作しようと思っていたとのこと。そのシヴァ・アイを手にする前に、アンコールワット展でシヴァ神を拝観していたとか・・・・。




Om namah shivAya・・・

シヴァ神の導きだわ!!!!!!




↑単純なわたし。


ルースが無事、Astaraさんの手元に届くと、イメージ決めから作品完成までの間、緻密にメッセージ(ハンドメイドサイト「minne」のシステム)をやりとりしながら、作り上げてもらった。

わたしもデザインと名のつくことを少しかじっているからわかるけど、イメージというのはとても主観的なものだから、齟齬のないように伝える、受け取る、というのは本当に難しい。
根本的な好みの違いとかもあるから、もしかするとまったくそれぞれの意とすることが伝わらないことだって考えられる。

でも、作家Astaraさんは、手間を惜しまず、写真を多用しながらやりとりをしてくださって、こちらの伝えたいイメージをまとめてくださった。
わたしはネックレスのイメージというより、わたしが好きなデザインイメージをヒントのように伝え、instagramを見てもらって、依頼者の「わたし」という人物を想像してもらえるようにメッセージのやりとりをさせてもらった。


☆製作過程
(許可をいただいてAstaraさんとのやりとりの写真をお借りしました)

思い出して、また楽しい♪
ラフ画
まとまらないわたしのイメージをここまで具現化!
初日でシヴァ・アイさんはすっかり包み込まれていました
Astaraさんお持ちのシヴァ・アイさんと並んだ図
紐のカラーが変わるだけで印象がぜんぜん違う~
Astaraさんのほうは曼荼羅っぽい。
ねじねじデザインはわたしのツボ!
この途中工程の、石から紐がいっぱいはえてるみたいなのが好き。
ゴールドブラウンをベースにオールドローズというピンクを
差し色として使ってもらいました。Hinduなかんじ。


そして出来上がったのが・・・!
紐の先端にもモチーフのミニ版もどきを作ってもらいました
"Nataraja" named by Astaraさん
(わたしはカラダが硬くてナタラージャはできないけどね・・・orz)


ス、ステキすぎる・・・!
作品の世界観を引き出す撮影も素晴らしい~!!!

この、くるん ていう渦巻きね、きっと黄金比だね
Rフェチにはたまんない!



マクラメというのは、無限の創造性があるみたい。
出来上がる作品は、繊細で美しい。だけど、ある意味primitive。
そういうの、たまんない!
やってみたいな・・・・うずうず。


こうして出来上がったシヴァ・アイネックレス「ナタラージャ」は、明日まで祭壇に鎮座。
明日は新月だから、明日から身に着けるのだ~!






2016-08-29

大人の遠足~MMB WS in 名古屋 vol.2 ヨガ編

久しぶりのレッドクラス。
しかも初めて行くスタジオとなるとちょっと緊張。
早めに目が覚めたので、ベッドの上でゆっくりストレッチなどしてみたりして。


いざ。



レッドクラスって不思議なもので、たくさんの人と一緒に動くといつも以上に動けちゃったりする。
エナジーがその場にあふれてるんだね、きっと。

最近は、あまりできた、できない、にこだわらないように練習してるんだけど、今日ちょっとうれしかったのは、ガルバピンダで手がちゃんと頬に届いたこと!
腕が通らないが故に短パン着用で、いつもはスプレー使ってべっしゃべしゃに濡らすわけだけど、あまりに大量の汗だけでにゅるんにゅるん腕が奥まで通り、ガッツリいけた。
いつもこうならいいのにな~。腕をうんしょ、うんしょと押し込んでるだけで疲れるんだよ・・・。
ここのところ坐骨神経もそう痛まないので、シッティングのとき左側も腕を取ったし、気持ちよく動けたかな。
シルシヤサナのカウントが15のわりには長くて~、ハーフベントのカウントも長くてぷるぷるした!
クロージングマントラの直前、立ち上がるとなんていうか空気薄い?熱気が上のほうに上がってたから?息があがっちゃって、倒れそうと思った・・・orz。


一度ホテルに戻ってシャワーを浴びて、チェックアウトを済ませてからセカンドレッドの見学。


練習してる人を横目でチラ見することはあっても、セカンドレッドクラスを見学するのは初めて!
参加していた人は12名くらいいたかな・・・?
セカンドやるひとたちはやっぱりすごい。圧巻。
自分の中でこういうアサナがあると認識していたものでも、実はA、Bあったり、あ、その後はそんな動きになるのね!という発見、驚き。
まあ、何と言ってもあんな動きについていける皆さんがすごすぎる。
あれ見ちゃったら、わたしは今生、セカンドにたどりつかないわ~と妙に納得してしまう。
ラグバジュラで上がってこれないとか、カポタで絶対足首つかめないとか、壁ないとピンチャできないとか、もうそんなレベルじゃないもん。

とにかく、


へ~


はぁ~


ほぉ~


いや、いや、いや・・・


という感嘆詞しか出てこないものだった。
完全にわたしの股関節、肩甲骨の可動域を超えてるYO!



そしてWSの最後は佳吾先生と恭平先生が作る、お楽しみのフィッシュ(鮭)ビリヤニ~!

スパイスが効いてて、汗が・・・
満足。大満足。おいしかった!!!
お世話になりました!

ところで、今回のWSではちょっと面白い新しい出会いと、懐かしい再会があった。
たまたまレッドクラスで右隣になった方とは新しい出会いで、左隣の方とは再会という・・・。
これもヨガ、というかアシュタンガの醍醐味で(笑)。
行くところ、行くところでなんだかいろんな人と繋がるんだよね。

右隣のRさんは富山から参加した方で、わたしもオットが富山なんですよ~なんて話をしていたら、Rさんのご主人はオットの実家とは2キロと離れていないご近所の方ということが判明。
田舎の2キロはかなり近いと思う。
FB交換するのに名前を言ったら、すぐ漢字がわかる(少し変わった姓なので)のもさすが地元のひとだわ、と思ったら、同級生にオットと同じ姓のひとがいたと。
・・・ひょっとして親戚?
帰宅してオットに話したら、たぶん、"またいとこ"じゃないかな?と言ってたけど、真相はどうなんだろーーー???

左隣のMちゃんは、最初から「このひとどこかで会ったことある・・・」という印象。
そしたら実は、千葉の「路地裏Shanti+plus」の英樹先生マイソールで会っていたことが判明。
いやーん、そうだよね、そうだよね!また会えてうれしいね!と喜びをわかちあった(笑)
当時は川崎に住んでいたんだけど、現在は名古屋在住らしい。


ふたりともまた近々会える機会がありそうで、また違う場所での再会が楽しみ!


・・・まあ、そんなこんなでそれぞれ楽しんだ2日(仲間によっては3日)だった。
たまにはこんな旅もいいもんだ。






大人の遠足~MMB WS in 名古屋 vol.1 プチトリップ編

千葉のヨガスタジオ「路地裏Shanti+plus」内でMMB(Mysole Masala Brothers)を知らない人はいない。
アシュタンガ・ヨガ正式指導資格者(Authorized teacher)のこの4人が国内で一堂に会することは年1回あるか?ないか?バラバラには会うんだけどね・・・。
今回、名古屋のヨガスタジオ「Haano yoga studio」でMMBの3日間WSが開催されるということで、プチトリップ気分で仲間3人(現地でもうひとりジョインして4人)で参加した。

同じツアー会社?を利用して、泊まるホテルと帰りの新幹線は合わせたけど、個々に予約しているのでバラバラ。受けるクラスもバラバラ。フリータイムもバラバラ。
こういうゆる~い、オトナな関係って、ほんとにいいわ~。B型には向いてる!


わたしのメインは日曜のプライマリーレッド+セカンドレッド見学+ビリヤニ!なので、土曜は観光に出かけることにした。
名古屋城とか、豊田産業技術記念館とか、行ってもよかったんだけど、少し足を伸ばして有松へ行くことにしてみた。
東海道沿いにあって、歴史上有名な桶狭間はこの有松町の地域らしい。
有松、鳴海は有松絞り、鳴海絞りという絞り染の産地。そして旧東海道沿いの有松の町並みは平成28年に重要伝統的建造物保存地区に選定されている。
そんな有松にちょっと興味をそそられて、名古屋から名鉄本線準急で20分弱。
駅の反対側にはどーんとイオンがあるんだけど、その反対側は、伝統的建造物の立ち並ぶ風情ある町並みだった。
駅の反対側に来るといきなりこんな風情


おなかぺこぺこなので、まずは野菜カフェ「まめはな」でランチ。
お麩に巻かれた豚肉以外は全部お野菜。
こういうのうれしい~!
この日のご飯はターメリックライス。


お腹を満たしてから有松・鳴海絞り会館を見学。
2Fを見学するためには1Fで300円見学代?を払う。(チケットを買う)

おかあさんが着てる服もステキ☆

階段の踊り場みたいな場所に一畳ほどの実演コーナーがあり、おかあさんがふたり、それぞれ違う種類の絞りの括り作業を行っていた。
おかあさんたちは案内係も兼ねているのか?単にお話好きなのか?そばで見学させてもらっている間、いろんなお話を聞いた。
絞り染めは細かく分業されており、括り作業は内職でまかなわれているらしい。その内職の賃金を聞いてびっくり!安すぎる・・・。
でも分業のそれぞれの作業の賃金を上げると、当然最終製品のお値段に反映されるわけだから、そうもいかない。
技術自体は商工組合などが開催する講座や教室で学べるらしいけど、「絞り作家さん」みたいな立場になれば食べていけるけど、お金にならない内職をして伝統工芸の支え手になるひとはなかなかいないらしい・・・。
国がこういった伝統工芸に携わるひとに補助金でも出して、ある程度の賃金を保障してくれたら、もっと若い人でもこうした仕事ができるんですけどねえ・・・と言っていた。
スペースは一畳もあれば十分だし、家にいてできる仕事で、汚い仕事でもない。おしゃべりしながらでもできるんだから。って。
これに限らず、伝統工芸って多かれ少なかれ、こうした面があるんだろうなあとちょっと複雑な気持ちになった。


有松の町並みは本当に風情があった。
残念ながら、開放しているお宅はないので、中がどうなっているかはわからない・・・。

有松絞りをデザインしてるのかな?
鬼瓦!
虫籠窓
なるほど~
わかりにくいけど、奥にパン屋さんが!
気になる、気になる!
え?ここ、日本料理やさんの入口でしょ・・・?
扉をガラガラ~と開けて奥へ進むとパン屋さん

パンが買いたかったけど、日曜の朝はレッドクラスがあるから朝食食べないし、帰宅するまで持ち歩くわけにもいなかいので、あきらめた。orz

ぶらぶらと事前にチェックしていた、古民家を利用したゲストハウスMADOへ行ってみた。

泊まらなくてもランチやカフェタイムに利用することができる。
カフェのお客はわたしひとりだったので、のーんびりこのプチトリップの様子をFBにUPしたりしていた。
ご夫婦で経営されているようで、ほかにお客もいないし、奥さんが少し話相手になってくれたんだけど、なぜ有松に?という問いに「ガイドブックでちらっと見て~」と言ったら、「ガイドブックに載ってるんですかあ」と感心していた。そんなに詳しくはなかったけど、「ちょっと足を伸ばしてこんな所へ」みたいな紹介のされ方だったと思うな~。
「歩き疲れたでしょうから、甘いものでもどうぞ」と出してくださった金平糖。優しい心遣いがうれしい。
織田信長が日本で最初に食べた人なんだって。そんなプチトリビアもお聞きした。
ほんとは2コ出してくださったの。写真撮る前に1コ食べちゃった!

最後にかわいい現代風有松絞り染めの作品を販売しているお店へ立ち寄って、記念に手ぬぐいを1枚ゲット。うふ。


そして熱田神宮で仲間と待ち合わせ。

一緒にお参りをして、また別の仲間と合流する時間まで大須商店街をぶらぶら歩いた。

昭和!全部懐かしいキャラクターだ!
なんともキッチュな雰囲気

大須といえば、ものすごいディープなイメージ。昔仕事で名古屋方面に来た時、来たんだよね〜。十数年前?あの研修旅行、ハードだったなあ。


最後にもうひとり仲間と落ち合って、ホテル近くのキレイな居酒屋?で食事。
ああ、楽しかった!


翌日ヨガ編へと続く・・・





2016-08-16

TYRANT ~独裁国家~

お盆休みなので、なんかヒマつぶしになる番組ないの~とHuluのドラマを探していたら、見つけちゃった!すんごい面白い海外ドラマ。

TYRANT ~独裁国家~


アメリカのTVドラマって、なーんか登場人物が短絡的というか、おバカだったりして、シーズンをいくつも重ねていくと、お腹いっぱいになっちゃうのね。
でもこれはちがーう。

架空の中東の国のお話で、かなりシリアスな政治色の強ーい内容。へんに色恋を混ぜ込んでこないのもいい!
壮大な小説を読んでいるかのように、想像力をかきたてられる。

今ね、シーズン3が Now on TV らしいの。
一気にシーズン2まで見ちゃったから~、シーズン3放映をいつまで待たなきゃいけないのかな~。
うずうず。

お盆休み中、わたしから離れないうてな
ソファの上からわたしの肩にもたもた
なんてかわいい!!!



2016-08-09

夏休み2016 vol.2 富山編

さて、今回富山では「ねまるちゃ」で見たクルージングに行ってみたいと思っていた。
事前予約が必要なくて~、犬が一緒でOKなやつ。

新湊観光船に問合せてみたところ、予約不要で犬もOKということで、映画「人生の約束」のロケ地にもなった場所を通る内川12橋めぐりに行ってみることにした!
「鶴瓶の家族に乾杯」とか、何の番組だったかな~?ウエンツが出てるやつ・・・で、江口洋介や竹野内豊がロケ地を再訪しているのを見て、富山にこんなとこあるんだ~行ってみたーいと思っていた場所。


乗船所の海王丸パークは、むかーし、むかし、まだ結婚したばかりの頃?オットと来たころがあるけど、なんか、風景がぜんぜんちがうんですけどーーーー!

なにこの、横浜ベイブリッジみたいな橋!
(ベイブリッジと同じ構造の橋らしい。どうりで。)


次の乗船時間まで時間があったので、この新湊大橋を往復してみた。
通行量少ないし~、景色はきれいだし~(運転手は見れない)、もちろん一般道でタダだし~



そしてすぐ近くにはでっかいカニが目をひく「新湊きっときと市場」とかいうのがあって、面白そうだから暇つぶしにオットと順番に入ってみた。(ひとりは愛犬の番があるので交代で)
ダイオウイカの干物・・・デカっ!!!


ほどよく時間つぶしをした後は乗船場へ。
新湊観光船には看板ネコみーちゃん(副船長)がいて、なかなか写真を撮ろうと思っても目が合わないんだよ~と事務所のおじさんに言われたけど、なんと!バッチリ、カメラ目線の写真が撮れた!
みーちゃん
ポストカードまで売られていて、なかなかの人気者


夏休みの日曜だけど、お客さんはわたしたちをふくめ3組・・・。
燃料代の方が高くつくんじゃ・・・とつい思うけど、お客の側からすると、ぎっちりつめこまれて窮屈な思いをするより、のーんびりできてGOOD。


映画のロケに使われたお店らしい。
オットによると美保純がママさんのスナックだったとか。
普通に目をひく店構えとお店の名前。
オットとうてなは優しい船の揺れにうとうと・・・





クルージングを楽しんだあとは、「世界で一番美しいスタバ」に選ばれた富山市のスタバへ!
キレイな富岩運河環水公園の中にあるの~
一度行ってみたかったのよ~


でもね、外はとにかく暑いのよ・・・。しかも真昼間で、ほんとに、ほんとに移動が暑かった!




オットの実家ではいつも座敷に泊まらせてもらうんだけど、エアコンなし。
夕方になれば、多少は涼しいとはいってもね、普段24hエアコン生活しているうてなやわたしたちには過酷な環境。
前日の夜はまだ少しマシだったけど、この日の暑さときたら、布団の上でじーっとしているだけで汗が流れ出す始末。
自宅から持参したアイスノン枕を使って、なんとか眠りについた。

何よりかわいそうなのはうてな。毛皮着てるわけだから。
でも、おとなしくわたしたちのお布団の間で寝てた。
暑い中連れまわしたり(もちろん、歩かせてはいない)、環境が違う中で過ごして疲れてたんだろうねえ。
オットの家に行くのももう6回目くらい?だからか、最初の頃ほど家じゅうを探検して回るということもなく、構われたくなければおとなしくキャリーケースの中で過ごしてる。
姿が見えないなーと名前を呼ぶと、どこからか脱兎のごとく走ってくる。走り回りたくなれば、いくらでも走れる空間があるので、そういう意味で広い家はいいな。


そんなこんなで2016年の夏休みは終了~。
来年はどこに行くかな~。
たまには富山に寄らない旅をゆっくりしたいな~。