2017-04-27

伊勢から鳥羽へ(朝熊山山頂から二見)Day2-vol.4

→Day2-vol.3つづき

金剛證寺はほぼ山頂付近に位置しているので、ほどなく山頂展望台へ着いた。


天空のポスト
インスタ映えする景色

この展望台には足湯があるんだけど、先客(親子連れ?の女性3人)がいたので遠慮した。

うん、相棒、カワイイ


この後、鳥羽へ出る間のこと。
相変わらずキツイカーブで自動アシスト機能に怒られながら、山を下っていると・・・


なんと、野生の鹿に出会った!


大きさからして小どもかなあ?反対車線の端っこにすっくと立ってた。
止まるわけにはいかないので、スピードダウンしてそろそろと横を通りすぎた。



5年前高千穂へ行った時のこと。
我が家の14年ものの古い愛車にはカーナビがなくて、データの古いポータブルナビゲーションを使っていた。
案の定、ナビはわけのわからない道を案内し、「本当に大丈夫なの~?」という道なき道を走っていたら、突如、わたしたちの目の前に鹿が現われた!

鹿は神様の使いだよね?神使?
その時の高千穂の旅は神さまを感じられたいい旅だったし、今回も、やっぱり来るべくしてここへ誘われたのかなと、鹿に出会って思った。


そしてしばらくすると


今度は、猿の軍団に出会った!


わたしが走る車線側を猿たちがわらわらと行き交う。
どの猿もわりと小さめで、身の危険を感じるようなコたちではなかった。
猿も神様の使いだねえ?


伊勢志摩スカイラインに鹿や猿が出るなんて情報、聞いてませんけどー。動物に注意!的な道路標識もなかったし。
なんだか意外な出会いに楽しくなった。やっぱりレンタカーしてよかったな。



スカイラインをおりると、夫婦岩、二見興玉神社を目指して進んだ。
水族館&ショッピングセンターの駐車場に車を停め、参道へ向かう。

夫婦岩らしき岩が見える
空に✖(バツ)印。なんだろ?



夫婦岩

夫婦岩をバックに写真を撮っているひとがたくさんいて、若い女の子2人が自撮りしようとしているのをみて「撮りましょうか?」と声をかけて撮ってあげた。
写真を確認して「うわぁ!すごいキレイに撮れてる!」と素直に喜んでくれたうえに、わたしにも「撮りましょうか?」と声をかけてくれた。撮ってあげてよかった~とこちらもうれしくなるイイコたちだった。ちなみにわたしは撮ってもらうのを丁重にお断りした。

何か言いたげなカエル・・・
満願蛙
なんかたのし~
きれいなお社

これで行きたかった行程はすべてミッション・コンプリート。
鳥羽駅周辺でゆっくりランチの場所を探す予定が、意外と時間が差し迫っていた!
二見ショッピングプラザの中で軽くお腹を満たして、鳥羽へと戻った。

レンタカー営業所で相棒を返却したところ、走行距離はたったの40キロ弱だった。
(ガソリンはキロ換算してもらって399円ナリ。)


旅の終わりってちょっとさびしい。
あとは家に帰ってほっとしたいという気持ちが先に立ってしまう。
でも、行こうと決めてからここまで、ぎゅぎゅぎゅっと濃縮されたいい時間が過ごせたと思う。何より、この旅行のことさえ考えていれば、ほかの余計なことを考えなくてよかった。
さあ、次はご縁のできた、あの場所へ行きたいなあ!




伊勢から鳥羽へ(金剛證寺)Day2-vol.3


レンタカーを予約した時間より1時間ほど早かったけど、レンタカー受付へ行ってみた。

「最近、単独事故が多いんですよ~。気を付けてくださいね。」

と言われ、内心どきどき。駐車場でバックした時にぶつけた、とか、そういうのが多いらしい。
駐車場へ案内され、わたしを待っていた車は、ラズベリーピンクのリッターカー。
ウーマンレン活プロジェクト」プランといっても、予約時に「年齢:50歳」を見て、オバサンにピンクはかわいすぎるんじゃないの?って、〇ンコ色の車とかだったら(あら~お下品)がっかり・・・と思っていたので、ちょっとうれしかった。
しかもこのプランはスタートしたばかりなので、新車同然。ほんの500キロ強しか走っていない。
車の操作方法をよく確認して、ナビをセットして、出発!


・・・と、いきなりナビに騙されそうに!(←よくあるやつ)
レンタカー営業所のおねえさんはこの交差点を左って言ったのに、ナビは右と言う。
駅までのバスもこの交差点の左から来たから、ナビを無視して、2回ほどバスで通った記憶がある道を進む。
バスに乗っておいてよかった。目印になる建物などをなんとなく頭に入れておくと、こういうときパニくらない。
なんとか伊勢志摩スカイラインの入口にたどりついた。

割引券を利用して通行料1,000円を支払い、入口のおじさんに
「運転に気を付けるところとかありますか?」
と聞いたら、そんなことを尋ねる人はいないのか?おじさんは一瞬へんな顔をしたけど
「ああ、カーブはけっこうキツイよ」
と答えてくれた。

その通り、カーブは短くてキツイ。その上、急勾配。何度かカーブを切っただけで、相当高いところに上ったみたいだった。
スピードを出そうにもわたしの運転技術では出せそうにない。ラッキーなことに、すれ違う車も、後ろからついてくる車もいないので、ゆるゆると40キロくらいで上り続ける。
ところどころ「推奨速度30キロ」って書いた標識?が立っているし、急ぐ旅でもないのでマイペースを守る。
でもご親切に車の自動アシスト機能に幾度となく「急ハンドルです。安全運転を心がけましょう」と注意された。

ようやく一時停止できる広いエリアがあらわれたので、一旦駐車。

カワイイ相棒 ダイハツboon
リッターカーといえども室内広々、快適空間

ふたたび目的地へ向かう。

朝熊岳 金剛證寺

今回はなぜかわからないけど、どうしてもここへ来たかった。
土日祝日にはここへの臨時バスがあるけれど、平日の公共交通手段はない。(最寄りの電車の駅からは徒歩2時間30分ほど)事前にタクシー会社に問合せたところ、神宮会館から金剛證寺までの往復で6,000円弱、参拝の待ち時間別途、通行料別途ということだった。ラクはカネで買えるけど~、それならいっそ、”ひとりレンタカー”いう大冒険にチャレンジすることを決意したのだ。



古刹というにふさわしいたたずまい

伊勢神宮の鬼門を守るお寺とされ、弘法大師(空海)さまにもゆかりがあるらしい。
「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り」とも言われて、昔は伊勢参りとセットだったらしい。伊勢志摩スカイラインの途中にもこの歌?節?の看板が立てられていた。

旅行前、とあるブログを拝見したところ、参考文献を明記した上で
生龍という力強いエネルギーを持つ龍脈が朝熊ヶ岳から伊勢神宮内宮に向けて走っている。その龍脈の尾の部分に金剛證寺は位置している。内宮には陽の気が流れ込み、金剛證寺には陰の気が流れ込むという仕組みになっている。
と引用していた。


(ほら・・・ここも龍だ。)


参拝客がまったくいないわけではないけど、ぽつり、ぽつり出会う程度。
まあ、わたしももの好きよね・・・。



やってみるでしょう!

すんごい、重たい!!!!!
わずかに持ち上がるかどうかというかんじ。
三回まわしながら三回真言を唱え、祈念してもう一度・・・
うーーん、さっきより軽いといえば軽いような気もするけど???やっぱり重い。
お願いごとは聞き届けていただけたのだろうか???


仏足
ナスカの地上絵のようで神秘的
奈良薬師寺の仏足石を模刻したものらしい
誘われている・・・という感覚
 本堂に向かって左側にいる「福丑」
 頭の上に大黒さま
優しい眼で見つめてくれているので、たくさんなでなでした
 向かって右側に「智慧寅」
くつろぎきっている
ウィッシュになってる手をしっかりなでなでした
 それぞれ違う動物が描かれているようだけど、どんな意味があるんだろう~?
 うさぎ?
 象?
キツネ?
明星堂
極楽門
奥の院のさびれた休憩所から見える景色
開山堂
「開山 弘法大師」と札に書かれている

どれくらいこのお寺の中をうろうろしていたんだろう?
人がいないと時間の感覚なく過ごしてしまう。
時間に余裕があったら二見興玉神社まで行きたいので、ここをあとにした。





伊勢神宮へ(Spin-off)Day2-vol.2

→Day2-vol.1つづき

内宮早朝参拝をご一緒した中、素敵なご縁に恵まれた。
偶然てすごいわ。・・・というか、偶然はやっぱり必然なのかな。

お話が弾み、昨日こんなところに行ったんです~と松尾観音寺で見た床板の龍神さまの写真をお見せしたのは、辰年生まれで、龍の顔の形をした場所にお住まいのKさん。
その地が龍の顔の形をしているとは、Kさんからお聞きするまで知らなかったけど、ここ最近ちょっと気になる場所だったから、なんかまた、ぴぴーーーーん!とわたしのアンテナが立っちゃった。


龍が呼んでる!?龍が導いてる!?


またの再会を大いに期待して記念撮影

チェックアウト後、お土産の調達に、まだ開店準備中のおはらい町通り、おかげ横丁をぶらぶら。

ガラガラ~
昨日は気付かなかった、可愛いディティール

各お店が開店するまでの間、昨日は見つけられなかったカフェに入った。

五十鈴川カフェ
贅沢な朝のひととき

さて、お土産探しに出かけますか。
キョロキョロしていると、こういうディティールが気になる。

瓦にツクシ。ツクシ瓦?

ういろうって、好きじゃないひとのほうが多いような気がするけど、わたしは意外と好きかも。
この瓦の丸いところ(なんて言う部分なんだろ?)も凝ってる
しゃもじ、お魚、飯椀、お箸、ひょうたん・・・かな?
手ぬぐい愛好家としては素通りできぬ!!!
もちろん自分へのお土産
 
なんと!心憎いことに、御朱印張入れにぴったりの大きさの手提げ
もちろん、お買い上げ


この後はバスで近鉄宇治山田駅へ行って、ドキドキのレンタカードライブだ!