2016-09-15

まだまだ、ほめられたら伸びるコです

仕事で銀行の担当者との打ち合わせのとき、あらためて
「以前にもこういった、会社の経理をされていたんですか?」
と聞かれ、
「いや〜、恥ずかしながら、わたしはこの会社で初めて携わったんです。」
と答えたら
「信じられないです!すごいですね〜!お願いした資料はすぐ出てくるし、数字は正確。決算書の概況書のページなんて、ふつうはタイトルを言ってもピンとこないひとが多いんですけど、こちらが「概況書」と言わなくてもタイトルをすぐ言われたので、そんなひとは滅多にいないんですよ。」
とほめられた。

もちろん、わたしが働いている会社は地方都市の中小企業だから、担当者が言うことはそういう規模の会社の経理担当で、ということだと思う。
でも、無知というのはかえって、自分で仕事のハードルを上げて、それが普通と思ってやっているものなのかもしれない。

経理未経験者なのに、いきなり半年ほどで迎えた初決算、決算書の内訳書全てを前年度のものを見ながら、自力で作らなければいけなかったわたしは、決算書の内訳書の内容を知っているのはごく当たり前のことだと思っていた。
会計士の先生はそろばんで検算するようなアナログな人だったので、会計ソフトの使い方も、内訳書の作成もわたしに任せきり。
内訳書の中でも、膨大な受取手形の残高(14-15ページにわたる)を税務署の指示通りに記載するにあたり、どうやったら間違いなく、労力をかけずにできるか・・・ものすごく頭を使った。

毎月、複数の切り口で管理表を作成しているので、実は銀行から求められる資料なんて、作成するのはちょろい。
でもあまりに早く資料を出すと、「こんなに簡単に資料を出せるなら・・・」と担当者が図に乗って、自分の頭を使わずにいろいろ要求してくるので、わざと「忙しいから時間がかかります」ともったいぶって資料を出すことにしている。
信頼できる銀行の、信頼できる担当者にだけ、スピーディーな対応をしている。
だから、その信頼できる担当者からそんな風にほめられるとまんざらでもないな〜。
これまで自分なりに努力してきたことをきちんと評価してもらえたようでうれしい。


ほめられたら、まだまだ伸びしろあります〜