2017-04-05

心が折れたとき

得体の知れない不安に押しつぶされそうになる

不安はどんどん大きくなってわたしの未来を暗黒でかき消してしまう

みぞおちに重い塊があって息がしづらくて

心拍数があがってドキドキする

朝目覚めても身体が動かない

なにもかもやる気がおきない



ここ何か月か、何度もそんな状況に襲われた。
きっかけ、理由、はわかっている。
でもその出来事や自分の感情を正確に言葉にするのはとても難しい。
だからよけいに、苦しくなる。
そして自分を責め続ける。


そんな思いに囚われていることは無意味だということはわかりすぎるほどわかっている。
でも負のループから抜け出せなくて、自分を責め続けるのが苦しい。
そんなとき、たまたま目にしたのがTED のプレゼンテーション



「感情にも応急手当が必要な理由」ガイ・ウィンチ



プレゼンテーションの後半、デートで失敗した女性の例え話はリアルだった。

ああ、自分が自分にしていることはこういうことか
・・・とありありと認識できた。


なぜ僕達はそれをもっと 傷つけようとするのでしょうか?
身体の傷なら わざと 悪化させはしないでしょう
腕を切って
「ああ 分かってるよ ナイフでどこまで深く切れるか 見てみるんだ」
と言いはしないでしょう

(中略)

苦しい気持ちの時には 親友がしてくれるのと同じように
自分を思いやりで癒してあげましょう
※Subtitles and Transcript より引用


身体の傷なら、その傷をわざわざえぐるようなことは絶対しない。
痛いのは大嫌いだ。(苦笑)
そう気付くと少し気持ちがラクになった。


ガイ・ウィンチとググってみたら、NIKKEI STYLE で氏へのインタビューが掲載されていた。
その中で、「思考のループ=反芻」から抜け出すひとつの方法を紹介している。

実はこの方法に近いことを、会社の社長から教えてもらったことがある。
その時は特段、自分に不安や悩みがあったわけではなくて雑談の中で聞いたので、すっかり忘れていた。

イヤな出来事をイメージの中でテレビ画面に映す。
そしてそのテレビ画面の中の出来事は、
そのまたテレビ画面の中の、
そのまたテレビ画面の中の、
そのまたテレビ画面の中の・・・というようにどんどん小さくしていく。

・・・といったやり方だったと思う。




つい先日、詳細は話していないけど、
気分が沈んでなかなか朝練に行く気力が起きないということを
ヨガスタジオの先生に話したら


自分と仲良くね

自分のことを「ああ、イカン、イカン」と思っても、
すぐに「いいのよ、いいのよ」って言ってあげて


と思わず涙が出そうなことを言ってくれた。
この捉え方も、ガイ・ウィンチが提唱しているのと同じじゃないか。




心が折れてくじけそうになっても、
支えてくれるひとがたくさんいる。
本当にありがとうございます。