2017-04-27

伊勢神宮へ(内宮)Day2-vol.1

→Day1-vol.4つづき

二日目・・・の前に。

今回宿泊したのは内宮にほど近い「神宮会館」。


決め手はネット(宿泊予約サイト、ブログ含め)の口コミ評判がとてもいいこと。オンナひとり旅でも安心して泊まれそう。しかも二食付きなのに、超リーズナブル。
内宮まで歩いてすぐ、おかげ横丁へも通りを渡ればいいだけというアクセスの良さ。
トイレはフロアごと、バスは大浴場だけど、トイレも大浴場もそれはそれは清潔で、快適そのものだった。
お部屋は12畳の和室。ゴロゴロ転がってもまだあまる(笑)。
お布団もちゃんと敷きにきてくれる。大きな座卓を避けずして、お布団を敷くスペースがある広さ。お布団もふかふかで、シーツはパリっと清潔で気持ちがよかった。

お食事は広い宴会場?ホール?にて。テーブルはちゃんと決まっていて、わたしを含め、おひとりさまは端のほうにセッティングされていた。そんなさりげない気遣いもうれしい。
お食事の品数が多すぎて食べきれないと申し訳ないので一番安いプランにしたけれど、それでもお腹が苦しいくらいだった。わたしにはこれ以上の量は必要なし。
お食事の係りの人にまでインフォメーションが行き届いていて、
「Kさまは明日、早朝参拝ご希望ですね?そうしますと明日の朝食はだいたい8:00以降になりますね」
と伝えてくれた。

そうそう、お部屋にはちゃんと「古事記」が置かれている。
ホテルに「聖書」が置いてあるかんじかな?


右開き→日本語、左開き→英語 となっているので、ボリュームとしてはたいしたことはない。夜寝る前にパラパラと読むのもいいかも。
わたしはMy「古事記」を持参していたし、1/2より少し先まですでに読んでいたので、あれらのストーリーがどんな風に英訳されているのかというのに興味深々。
・・・ちょっと知らない単語が多すぎた・・・。わざわざGoogle先生を使って確認するのも面倒なので、チラ見だけ。



翌朝、6:30ロビー出発の内宮早朝参拝へ。
神宮会館の職員さんが無料で案内してくれるもの。外宮では何が何だか?というかんじで内心オロオロしてしまったので有難い。
この会館に何人くらいの人が宿泊しているのか?どれくらいの人が早朝参拝を希望するのか?まったく想像がつかなかったけれど、平日というのにけっこうな人数で、三班に分かれての参拝だった。


早朝の空気はまだひんやり。


職員の方はとても丁寧に説明をしてくださるし、団体行動ということもあって、なかなか写真を撮るタイミングが難しかった・・・(写真を撮るのが目的ではないけれど)


厳かな光景に出会った
御正宮
伊勢湾台風でも倒れなかったという大木
 

「荒御魂(あらみたま)」「和御魂(にぎみたま)」の意味がよくわかっていなかったけれど、職員の方の説明で理解できた。

ようやく雲間から太陽が射しこんできた

式年遷宮によってすべてが生まれ変わり、さまざまな日本古来の伝統技術が継承されていく。境内の落ち葉ひとつとして捨てたり燃やすことはなく、自然へと還す。
こうして古代から日本人のDNAが永遠に続いていくんだなあ。