2014-03-11

こだわりがすき

わたしには一般的に「アート」と呼ばれるもののことはよくわからない。
アートといってもとても幅が広いけれど。
絵画の善し悪しはさっぱりわからないけど、見たとたんに涙があふれるような体験をしたこともあれば、有名な絵画でもほほーとしか感想を持てないものもある。

わたしが感じたように受け取ればいいと思っているので、ま、いいかな。
特にわたしは前衛的なものは苦手かな。意図が汲めなくて。
意図が汲めない・・・という意味では、ファッションの、コレクションラインというのがよくわからない。デザイナーはわたしのような人たちに対してメッセージを送っていないので(送る必要がないので)わからなくていいんだろうと思っている。


でも、何か目的をもってデザインされたものがとても好き。
そういう意味の好きなものに出会ったとき、たぶんわたしの目はハートになっていると思う。
さきほどのコレクションの話に戻れば、コレクションで発表されるファッションより、わたしの興味はだんぜん、そのコレクションのインビテーション。
たぶん製作費度外視で作っているだろうと思しきこだわり。そこにはユニバーサルなんて考えは一切はいっていない(笑)。地図がどえらくわかりづらかったりする。
でも、材質、形、色、フォントなどなどこだわりの境地だと思って見ていた。
やっぱりわたしの興味はソコだったんだなあ。


そうそう、コドモの頃はレタリングの本が好きでよく見ていた。
本に載っているフォントなのか?デザインなのか?それをマネして書いたり、自分で文字をデザイン(というほどのものではないけど)するのも好きだった。
父が建築関係の仕事で、アルファベットが書ける定規?みたいなのをいくつか持っていたので、これを使ってちまちまと遊んでいるのが好きだった。


三つ子の魂・・・じゃないけど、その頃の嗜好が現在に至っているのではないかと、最近感じている。
むしろアーティストというより、職人的なのかも。



何かを創るとき、フォント検索してるの、めちゃめちゃ楽しい~
創りたいものにフィットしたフォントが見つかるとめちゃめちゃうれしい~
そういうものを先に世に送り出してくれた人に感謝しちゃう。



・・・とフォント検索をしながら、いろんな思いにふけっていました。