2014-09-30

無邪気

ふと思った。



”こどもの頃のようにただ無邪気に”



・・・ってよく聞くフレーズだけど。

はて?わたし、こどもの頃、無邪気に何かをしたことあったっけなーーーーー???





・・・・・・・記憶なし・・・





ほかのひとたちはみんな、こどもの頃、無邪気に過ごしていたのかなー?




両親から聞いた話を思い出してみれば、そんなこともあった・・・?ような・・・???
でもそれは両親の記憶であって、わたしの中で自由にのびのびと過ごした記憶はない。
外で遊ぶより、屋内で静かに本を読んだり塗り絵をしたりするほうが好きだった。
いつも他人の目を気にして、いつも失敗を恐れてた。不得手なことを人前でやって笑われたり、同情の目で見られるのもいやだった。

夜はよく眠れないことが多かった。眠れないからと本を読むと、ますます目が冴えて眠れなかった。
コドモが夜眠れないってどーゆーこと!?(笑)
夜眠れないのだから、お昼寝なんてしようものなら、本気で夜、眠れない。
だからわたしの夏休みの一日の過ごし方の中に、「お昼寝」が含まれていたことはない。

眠れないからか?授業中はよく頭が痛くなった。頭が痛いから、イライラしてノートをぐちゃぐちゃにしたこともある。
まあ、これは、脳に傷があったことも原因のひとつみたいだけど。(脳の傷は小学校高学年で完治)


俗にいう、神経質なコドモだよね。
何も考えずに何かすることはなくて、たぶん、何か行動を起こす前にいろいろ考えすぎて、想像しすぎて、神経がまいってたんだろーなー、コドモなのに。
で、コドモなのに身体使わなさすぎ。エネルギーを発散できなくて身体が疲れないから、夜眠れなかったんだろうなあ。
当時のわたしがコドモとして現代で生きてたら、たぶん、カウンセリングに行ってるね。そういうレベルの神経質さだったと思う。




加齢のいいところは省エネ だってことだと、整体の本で読んだ。
もう持て余すほどのエネルギーはないから、うまくエネルギーを消費してあげればイライラすることもないし、悩んだり考えすぎたりすると疲れてエネルギー摩耗しちゃうから、今はあまり考えすぎないし悩まない。

「めんどくさ~」 と 「てきと~」 大好き!


でもヨガとメヘンディに「めんどくさ~」と「てきと~」はない。
つまり、ここでも省エネ。1点集中主義というか、自分の中でエネルギーを集中して注ぐものと、あまり注がないものを無意識に取捨選択してる。
自分の中ではそこに打算はないから、ある意味、今が一番無邪気なのかもしれない。
しあわせなことだと思う。