2016-06-26

胸の奥にいる小さいワタシへ

アシュタンガの練習は、心と密接に関わっている。
練習している姿は、言葉などなくても「こんなひとです」ということが丸見えなんだろうといつも思う。


今日、ワークショップの最中、急に、胸を突かれてざわついたなと思ったら、涙が出てきた。
クルマアサナのとき。
先生から、いつもよりゆっくり、丁寧に、片側ずつ首を横に向けて、肩を床へとじわじわ落としていくくように言われてその通りにしたら、いつもと全然違うアサナに感じた。
深いなんてもんじゃない。力ずくではできないアサナだったんだ、と思った。


次のスプタクルマの説明で、いつもアジャストしてもらうとき、「腕のチカラ抜いて」と何度も言われるけど、自分では抜いているつもりが抜けてないなとひそかに苦笑いしてたら、


チカラが抜けないのは、



自分を許してないから



だと、先生が何気なく解説した。



そしたらなんだか急に心の奥がわーーーってなって涙がでてきた。
なんだろ。



許していいんだ


というほっとした思いなのか?



やっぱり許せてないんだ


という気付きなのか?



とにかく、なんだか急にわーん!って泣きたい気持ちになった。
わたしの胸の奥にいる小さい自分が
身もだえして泣いているような、そんな気がした。

そうだね、わかっているよと、
小さい自分をイイコ、イイコしてあげないと。
今さら無理をすることもない
そのままでいいよ、許すよ


その言葉をどうやったら、小さい自分へ届けられるのだろう。