2015-06-15

Relax & Renew リストラティブヨガTT

4日間のリラックスアンドリニュー リストラティブヨガTTが終わった。

Relax & Renew(リラックスアンドリニュー)というのは、San Francisco 在住のJudis Laster 先生が考案されたリストラティブヨガで、テキストも出版されており、それは簡単にAmazonで手に入るので私も持っている。(ただしEnglishなので文章を読む気力のあるときとないときが・・・。あわわ。)

今回はそのJudis先生から直々にトレーニングを受け、Relax and Renew リストラティブヨガ認定トレーナーであるTakako先生の集中ティーチャートレーニングを受けていた。
ティーチャートレーニングなんだから当たり前なんだけれど、Takako先生は"教える"立場にとって何が必要なのか、重要なのかということにしっかりフォーカスしたトレーニングを考えてくださっていた。
しかも知識を教えるだけでなくて、
わたしたち受講者に

「考えさせる」「気付かせる」

というバランスが絶妙。

そして

愛があるからこそ、甘やかさない。

(↑わたし怒らないわよ~という先生の非難の声が聞こえてきそう・・・)



「教える」とか何かを「プレゼンテーションする」というとき、あれも伝えたい、これも伝えたいと準備段階からてんこ盛りになるもの。
それを適度な量にそぎ落とし、重要なポイントだけを残すってすごく難しい。

わたしは教育関連の機関で長く働いていたので、講師をお願いした方たちには、実にいろいろなタイプの方がいたことを思い出す。
みなさんもちろん、引き受けてくださったからには、事前の準備を欠かさず来てくださるのだけれど、伝えたいことが多すぎて時間を大幅にオーバーする方も多かったし、余談が長くて正直飽きちゃう・・・なんていうケースも大いにあった。

それは、普段は人に「教える」というスタンスで仕事をしていないから、慣れていないからツボがわからない、ということもあったと思う。
でも、「教える」ことを生業(なりわい)にしているからといって、教え方が必ずしもうまいとは限らないもの。むしろ「教える」ことに慣れきっている人は、受け手の反応は置いてけぼりで、勝手に話したいことだけ話すという人が多かったことも否めない・・・。



な・の・に!
なんと的確にツボに入る内容&ボリュームなんだ!スゲー。
ワタクシ、感服しておりました!



昨年のちょうど6月は、リザ先生のリストラティブ・ヨガTTを受けていた。
これまでわたしが数少ないながらも提供させてもらったリストラティブ・ヨガは、そのリザ先生のトレーニング内容を反映させている。
今回学んだリラックスアンドリニューは同じリストラティブ・ヨガだけど、ポーズの取り方やプロップスの使い方などは違う。
でもわたしは頭をリセットして、ニュートラルな状態から学んだつもり。
それぞれのパイオニアの先生たちの考え方や教え方、捉え方はきちんと理解して、誤解のないように伝えていきたいと思っている。



ポーズに入っている人に快適になってもらうために
いろんな工夫をすることには変わりないけどね!!!



リストラティブ・ヨガを提供する側は

深い観察力、洞察力

を養うことが大切なのだ。



現在会社員のわたしにとって、4日間ヨガのことだけをどっぷり考える時間が持てたということはとても貴重。(だいたいわたしの有給はヨガのWSやトレーニングのために使われる)
そうはいっても、集中して話を聞き、自分の中でなんとか内容を消化するのに、エネルギーがとても消費されるのも事実。
加えて連日の湿度の高さに、汗かきのわたしは毎日ダラダラと汗をかき、課題をこなすために冷や汗をしこたまかき、汗による体力消耗もハンパではなかった・・・。
でも一緒にトレーニングを受けた仲間たちに支えられ、どんだけ汗かいたかわからないけど、なんとか4日間終えることができた。


ヨガはいつも素敵な出会いを運んできてくれるなー。感謝。
わたしの大好物(←へんな意味じゃないよ)、若い、カワイイ、キュートなおともだちが増えてHappyなのよ~




あ、そういえば、トレーニング中、苦手な手仕事で作ったアイピロー(兼ハンドピロー)が大活躍。
クラスのために作りたさねば!!!