2014-04-02

呪縛解放へのカウントダウン

今日、心にズバっときたトピックス。

母親の呪縛~自己肯定できない女達 by ぼくら社Blog

なんだかもやもやしていた思いを整理して代弁してもらったかのような気がしたので、それを踏まえてわたしの言葉で、自分のもやもやを一度整理しておこうと思います。



半月ほど前にお会いした不思議な能力を持つ方に


「ご両親のことでトラブルがあるの?」


と言われました。ぎくっとしました。
わたしが勝手にいろいろ分析しているだけで、トラブルという認識ではないのですが。
でもずっと、わたしの中でモヤモヤと渦巻いているのが感じられたのだと思います。

わたしは実家と十分、行き来できる距離に住んでいるけれど、よほどでないかぎり、実家に帰らないし、ほとんど電話もしません。
子供がいないので、そんなにちょくちょく親に報告することも話したいこともないから。というのが理由ですが、果たしてそれだけが理由なのか・・・?
考えてみれば、親の持つ独特の"毒気"みたいなものに触れたくないから。というのも潜在的にある気がします。
彼らはわたしに対してなら、どんなことをストレートに言っても構わないと思っている。妹には遠慮して言わない(言えない)のに。



このトピックスで紹介されている例にあるように、
たしかに、わたしはほめてもらった記憶はかなり少ないです。
それは「わたし」というキャラクターをほめてもらったか否かという意味で。
外に出したとき、いかに「いいこ」であるかということについてはよくほめられたけど。
むしろ

「だいたいあなたは・・・」

から始まるグチというのか、ダメ出しはさんざん聞かされました。
大人になればなるほど、多かったかも。

母の夢を押しつけられたわけでもないし、ああでなきゃだめ、こうでなきゃだめと言われたわけではない。
だけど思えば、「あなたはこうよね。あなたの考えそうなことはだいだいこうだわ、わたしにはわかる。」という完全に上から目線の決めつけはハンパなかった。
そして両親にとって都合のいい「いいこ」であることは常に求められていたし、わたしは素直に(何の疑問も抱かず)それに応じていたと思うのです。


そんなのはちがう!
わたしはわたしでありたい!


と反発するパワーがあればよかった。
きっと妹にはそのパワーがあったのです。
当時のわたしには「実家に寄生しなければ生活できない」という固定概念があったし、ましてや反論できるパワーもなくて(ないと思っていて)、たとえ理不尽なことがあってもそれを理不尽と感じないようにして、長く生活していました。言ってみれば慢性疾患。
だからわたし自身も悪い。それも痛いほどよくわかっています。



今、わたしは、ようやく自分の足で立てて、自分らしく生きていることを実感しています。
それに両親に感謝すべきことももちろんあります。
常識的に育ててもらったから、社会人になってから恥をかくようなこともなかったし、むしろ年上の人からのウケはいい(笑)。几帳面だから、信頼もしてもらえる(笑)。
持っているものにちゃんと目を向けなければ。そのメッセージはいろんな切り口で何度もわたしへ届いているのだから。



不思議な能力の方は、

「でも大丈夫。もうすぐそれ(両親とのトラブル)も乗り越えられますよ。でも次のその機会を逃したら・・・後悔することになると思う。」

と言ってくれました。
呪縛から完全に解き放たれる日はカウントダウンに入っているようです。