パニック障害でメンタルクリニックに通院していたとき参加させてもらった、”瞑想の効果・検証をはかる研究”のテキスト。
当時、なんとか自分でも心身の不調を少しでも良くしたいと思っていて、ある時ふと目に留まったのが「瞑想」というキーワードだった。
たまたまそこから連想されたのが「ヨガ」で、ちょうどヨガを始めたばかりの頃だったと思う。
・・・とはいえ、ヨガ初心者のわたしは、まだヨガの呼吸法もヨガ哲学もなーんにも知らない時期で、このテキストを読んで、実践してどう思ったのか、何を感じたのか、正直記憶がない。
・・・とパラパラ内容を見直してびっくり!
今でこそ、”マインドフルネス”なんて言葉がごくごくフツーに聞かれるけど、
10年以上前に、すでにわたしは出会っていたのか!!!
”ボディ・スキャン瞑想”と説明されている内容はヨガニドラじゃん!
”慈愛の瞑想”ものってるし!しかもかなり詳しい内容。
なんだかこのテキストの内容、
どれもこれもヨガ哲学そのものじゃん!
ヨガスートラ読んでるのかと思うくらい。
テキストの「はじめに」のパートには
瞑想それ自身は、生き方として実践される時にこそ、その意味を最大に発揮するもの
瞑想は、何かの手段ではなく、人生を生きるためのいわば統合的なアプローチ
とあった。
今でこそ、深く納得できる。
・・・というか、当時は頭にこんな文章すら、頭の中に残っていなかった。
たぶん、ヨガを実践しているひとたちにはごく自然な行為として瞑想がある。
朝の支度と同じように、生活の一部として存在している。
「ヨガ」という知恵、やっぱりスゲーよ!
だけどやっぱり、あの頃からこっちの道へ導かれてたんだなあ。
出会いは必然。
今になって(テキストを)見直す機会が巡ってきたのも必然。
だって、今だからこそ、ひとつひとつの内容を噛み締めることができる。
何かのメッセージかもしれないな。