2017-06-26

だからヨガはやめられない

先日(6/25)開催で「乳がん患者さんのためのWell-Being YOGAクラス」をリ・スタートして丸1年を迎えました!
細々とではありますが、参加してくださる皆さんとヨガを共有できること、クラスを継続できること、本当にうれしく有難く思います。
(乳がん患者、体験者ということを気にせず)気兼ねなくヨガをやってみたい、という方がいらっしゃる限り、今後もこのクラスを継続していきたいと思います!


ところで、先日のクラスの冒頭、皆さんの話題は


片岡鶴太郎がTVでスゴイことやってましたけど、
アレ、なんですか!?


でした(笑)。
”ナウリ”というやつです。
わたしも初めて目の前で見たとき、ありえねーと思いました(笑)。
衝撃的な画ヅラですよね。
わたしにはとてもあれはできません。その前にウディヤナバンダがちゃんと使えないと!



先日はクラス後の交流会(ランチ会)も開催しましたが、そこでは、


ヨガとピラティスは何が違うの?


という質問がありました。
わたしはピラティスについての正しい知識がないので、ヨガ側からかなり主観的にしか語れませんが、すごくざっくり乱暴に言うなら、エクササイズか否かなのかなと。

全体の気の流れを統合的に整えていくのがヨガ。
わたしのピラティスに対するイメージは、弱い部位、変えたい部位の機能を補完したり、鍛えたりするかんじ。
そういう意味でヨガは東洋的でピラティスは西洋的、ヨガは哲学的だけどピラティスは理論的・・・みたいなイメージです。

解剖学のWSを受講したとき、受講者にはいろんな方がいるなかで、ピラティスをやる人とヨガをやる人が半数ずつくらいいたかな?
まず見た目の傾向が違う。これはスポーツクラブに通っていた時もそれぞれのイントラさんを見て思っていました。
ピラティスのイントラさんて無駄肉ゼロ。ウエストとかすごい細くて、お腹の力を抜くことはないそうです。年齢に関わらず、お腹ぽっこりの人とかいないから!
解剖学のWSではペアワークがあったので身体に触れたけど、みっちり密度の濃い筋肉か、絞り切って筋っぽいか。脂肪の入る余地がない身体ってかんじです。
ピラティスやるひとから見たヨガやるひとの身体ってどういう特徴に見えるのかな?
ヨガの場合、ヨガやる人の中でも、普段やっている(受けている)ヨガのスタイルによって雰囲気とか特徴が少しずつ違って見えるのは興味深いところ。
特にアシュタンギーニは独特かも。WSに行くと顕著で、まずウエアがぜんぜん違う(笑)。アシュタンガの場合は裾がヒラヒラしているウエアとか絶対着ないから。

最近行ったアシュタンガのWSで一緒になった方が、そのWSに向かう電車の中でわたしを見かけたそうで、「ヨガマット持ってるから〇〇スタジオかこのスタジオに行くんだなって思ったけど、〇〇スタジオの雰囲気のひとじゃないなと思って。たぶんこちらに来る人だって思った。」と言っていたのがおかしかった。〇〇スタジオに行く人の雰囲気は、確かにわたしとは違うと自分でも思う。


わたしは感覚的に上手に自分のカラダを使えないので、無理をして痛めた個所もあるし、なかなか超えられないハードルもあります。
だから自分にはピラティスの要素も取り入れたほうがいいんだろうなとは思います。筋力の左右差ももちろんあるし。
でもそんな微細な違いに気付かせてくれるのはヨガなんです。もともとの自分のカラダのバランス、カラダのクセ、日々変わるカラダの状態・・・。感覚が研ぎ澄まされてくる。
そして身体を動かしているのに、なぜかマインドまで変わってくるのもヨガ。
だからヨガはやめられない(笑)。