2013-12-24

幻想は自分が勝手に作り出している・・・かも?

ひょんなことから高校時代の友人と会うことになった。
友人といっても、当時は密な付き合いをしていたわけではなく、「ともだちのともだち」的なかんじの友人だったというのが正しいと思う。

その前に彼女たちと会ったのは学年同窓会をした7年ほど前。
実はその同窓会へは行こうか、行くまいか、かなり悩んだ。
わたしは中高校生の頃、人間関係でとても悩むことが多かったので、なんだかその頃の気持ちに引き戻されるかもしれないという気持ちがあったから。
もちろん、行けば行ったで楽しく過ごせてそんなことは杞憂に終わったのだけれど。


中学の頃は何度もいじめにあって、人格を否定されて本当に辛かった。
ようやくそこから解放されて、自分で選んで入学した高校なのに、気の合う友人ができなくてさびしかった。
女子高生って特有で、特定の友人と四六時中べったり過ごしたいもの。あからさまに嫌われているわけじゃなさそうなのに、どこのグループからも見向きもされない自分が、消えてなくなりたいくらいイヤだった。
唯一、部活は楽しかったから、そこに救いを求めてた。だから、部活でわたしと仲良くしてくれていた友人は、いつもわたしの面倒をみなくちゃいけなくてウザかっただろうなーと、今振り返って思う。
彼女は辛抱強くわたしの面倒をみてくれた。さすがにその彼女もそんなわたしのおもりに辟易したのか、距離を置かれて、また傷ついた。

わたしは一匹狼でもいいわと言える強さがあればよかったけど、そんなホネのあるタイプではなく、うじうじして自信はないし、、見た目がイケてるわけでもない、地味ーでつまんない女の子。







・・・・と、ずっと思ってた。



ところが?




再会した友人のひとりは、さもわたしが快活だったかのようなことを言うので、わたしは内心驚いていた。


あれれ?
わたしってそんなイメージだったの?


もちろん、彼女と同じクラスになったことはないので、わたしに対する評判?評価?についてよく知らなかったということも大いにあると思う。
でも、自分が抱いている自分のイメージって、実はけっこう自分で勝手に捻じ曲げちゃってるのかもしれないと気づいた。


わたし、明るかったんだー、高校生活、けっこう楽しかったんだー


って、思い返してみたら、現在のわたしも変わるのかもね。
なんか呪いが解けたみたいに、ちょっとだけ心が軽くなった気がする。