2016-07-21

揺るぎない存在とDNA

ここのところ、3ヶ月に1度のペースで定期検診に行っている。
手術からようやく3年半が経った。
お陰様で検査結果に問題はなく、次は半年後になった。


待合室で待つ時間はそう長くはないけれど、待ち時間に病院に来るお年寄りを見ると、やはり気が重い。
年を取ったらなお、病院のお世話にはなりたくないな・・・と思う。


ちょうどわたしが病院へ行く時間は、新生児とお母さんが退院する時間でもあるようで、そんなちょっと気の滅入った後に、新生児を連れた家族を見るとほっとする。
ちっちゃな、ちっちゃな赤ちゃん。
その赤ちゃんを愛おしそうに、ほんとに大事そうに抱くお母さんやおばあちゃんらしき人の姿を見ると、こんなわたしでもちょっと胸をつかれる。



もし、わたしが赤ちゃんを産んでいたら
どんな顔をして赤ちゃんの顔を見ているんだろう


あんなに小さくてほわほわした、自分の赤ちゃんを抱いたら
どんな気持ちになるんだろう




・・・という想いがよぎる。
一瞬のことなんだけど。



こんな気持ちにさせる赤ちゃんの存在ってすごいし、
赤ちゃんを見ると大切にしなきゃって思う人間(母性かな?)のDNAもすごいなと、



毎回病院で新生児を見るたびに思う。